【70年選手】コピーライカで写真を撮ってみた

2026年7月9日 (更新: 2026年7月9日) 昭和光学 / Leotax K 日本無名メーカー製 10,000円
櫻井徹治 カメラ小僧
櫻井徹治
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古のカメラ

今回は1959年に倒産した昭和光学(レオタックスカメラ)が1955年に発売したコピーライカ、Leotax Kを紹介します

古臭い見た目のデジカメではないのでご注意を

コピーライカとは?

ドイツの老舗カメラメーカーが1920年ごろに発売し、人気を博したバルナック型ライカを模したカメラのことを主に指す。

戦前までは実際にライカをバラして部品を一つひとつコピーして作られた事もあったそうだが、戦後間も無くのこと。ドイツの敗戦のために流出したか権利が無くなったかで、バルナック型ライカの設計図が出回り、米国やソ連で製造されるようになった。これがコピーライカ(本家のライカとまとめてバルナック型カメラとも呼ばれる)。

日本もコピーライカを製造していた国のひとつです。EOSで有名なキヤノンが最初に製造したカメラはコピーライカで、当時は日本光学(現ニコン)製のレンズをキットレンズに採用していた。

日本の文化(?)の一つでもある"改善"を進めて、本家ライカとほぼ同等のクオリティの製品を生み出した。世界中で日本のカメラが使われるようになったきっかけなのではないだろうか。

レオタックスカメラ(旧昭和光学)とは?

1939年に合資会社昭和光学精機として創業した典型的なコピーライカメーカーで、ライカを分解してスケッチする方法で完全なコピーライカを製造していた。1956年に社名をレオタックスカメラに変更して、1959年に倒産した。

今回紹介するLeotax Kは、ダイキャストボディを初めて採用したLeotax Fからセルフタイマーと1/1000sのシャッターを省略した普及(廉価)機で、入手難易度は比較的低いものだ。

全てのことが新鮮に感じる

これまで友人に譲ってもらったEOS 100Pくらいでしかフィルム撮影をしたことがなかった。ダイヤルを回してフィルムを巻き上げたり、二重像を合わせるなど全ての操作体験が新鮮に感じる。

操作は少し難しいがフィルムを1ロール撮り切った時の満足感はとても大きい。使っていて楽しいカメラだ。

そしてミラーボックスがない分小さくなっている。ミラーレスカメラと呼んでも差し支えないのでは?

小さいでしょ
小さいでしょ

使ってみて感じた良い点

まず小さい。小さいのでどこへでも気軽に連れて行ける。

それだけでなく見た目がいいです。時代相応の見た目でカメラについて詳しくない人でも「これはすごそう」と感じてくれるはずです。知り合いと出かけるときに持っていけば話題になること間違いなしです。

しぐれういの個展「Uitopia」にて
しぐれういの個展「Uitopia」にて

Leotaxを小物にして写真を撮ってみれば、簡単に絵になります。

喫茶店で良さげな洋食やデザートを頼んで、やってきた料理とLeotaxを用意してスマホやカメラを取り出せば撮影会の成立です。

珈琲西武にて
珈琲西武にて

シャッターを切る音もいいです。「チャっ」という音が素晴らしい。

使ってみて感じたイマイチな点

いくつかあります。まずシャッター幕が布製なので、焦げて穴が開きます。小学生の理科で虫眼鏡で黒い紙を焼いてみる実験のあれです。そのため焦がさないように気をつけないといけない。

これは個体差があるが、距離計(ピントを合わせるファインダー)が狂ったりすることがある。調整する技術を習得するか、相談、調整できる知人、カメラ店を探しておかないと後々後悔することになる。

また当たり前だが、露出計が搭載されていないので、別途露出計を用意するか勘露出を習得する必要がある

露出計で迷った時はとりあえずこれを購入することをお勧めする

またこれは全てのフィルムカメラ(インスタントを除く)に共通する事だが、すぐに撮影結果がわからない。友達を撮った後「見せて!」なんて言われても対応に困るので、できる紳士は一緒にデジカメも用意してその場を濁せるようにすべきだ。

作例

今回はKENTMEA PAN 200を使って撮影した作例を載せる

新宿駅周辺
新宿駅周辺
畑
羽村市某所
羽村市某所
福生市某所
福生市某所

今回はキットレンズのTopcor 5cm(50mm) F3.5で撮影した。想像していたよりもよく写っていると感じた。

またモノクロフィルムで撮影したのも手伝って、何十年も前の写真のように見える。

感想

これまでAFフィルムカメラだけでフィルム撮影を楽しんでいた私からすると、全ての体験が新しく、楽しいものだった。見た目がよく話のネタになるのはもちろん、イベントごとに持っていって「今私はこのイベントを70年前のカメラで撮影してるぞ...!」という謎の優越感にも浸れる。

実際、体育祭やしぐれういのライブ、修学旅行に持っていった。

5月のしぐれういのライブ
5月のしぐれういのライブ

初めてカメラを使う人にはもちろん勧められない。写真(カメラ)をはじめてしばらくして今時のカメラに飽きてきた人にはお勧めだ。気になった人はネットで情報を集めるところから!

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SUMMARY

まとめ

使用する体験を楽しむカメラ!間違っても写真を真面目に撮るために買うカメラではない。

✅ 良かった点
  • 人とは違うカメラを使えること
⚠️ 気になった点
  • 露出計が内蔵していなかったり、定期的なメンテナンスが必要なこと
SCORE

評価

3
総合評価
性能
2 / 5
デザイン
5 / 5
使いやすさ
3 / 5
サイズ・重量
4 / 5
コスパ
3 / 5
PR

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INFO

商品情報

メーカー
昭和光学
製品名
Leotax K
購入価格
¥10,000
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