レビュー(中華&無名メーカー品/購入2000円未満の製品)
空冷サイドフロー式 小型のCPUクーラー SE-904-XT (ID-COOLING)
空冷のCPUクーラーを購入し、わが家のパソコンに取り付けました。よくあるサイズより少し小型のサイドフロー式のものです。

購入までの経緯
ずっとAMDのリテールクーラーを使っていた
うちでは、8年くらい前に購入したAMDのCPU付属のクーラー(いわゆる「リテール」)をずっと使っていました。昨年(2025年)、CPUを新しくした際も「動いているなら大丈夫」と使い続けていましたが、もう少し冷却に余裕があったほうが良いのかなとうっすら気になっており、この度思い立って交換することにしました。

サイズに制約があった
うちのマザーボードは普通のATXより一まわり小さいMicroATXです。ケースもやや小さく、ケース外寸を測ってAIに相談したところ、一般的な「ファン径120mm、高さ150~160mm」くらいのCPUクーラーは入らないようだったので、小型のものを探しました。

そのようにして選んだのが、今回の製品SE-904-XT です。ファン径は100mm、高さは123mmで、うちのケースにも入ります。ドスパラのお店で1880円で購入しましたが、このようなサイズのものは他に棚に並んでおらず、これ一択という状況でした。
本体、基本仕様など
本体



基本仕様
CPUクーラー SE-904-XT (ID-COOLING)
| 適用CPUソケット | Intel LGA1851/1700/1200/115X、AMD AM5/AM4 |
|---|---|
| TDP | 180W |
| 寸法 | 105×73×123mm (L×W×H) |
| ヒートシンク | 4×Ф6mm ヒートパイプ (Direct Touch) + アルミフィン |
| ファン | 寸法:100×100×25mm、スピード:500 ~ 2500±10% RPM |
| 最大流量 | 47.1CFM |
今回の製品は、ヒートシンクの横にファンを取り付ける「サイドフロー式」。古いクーラーは上に取り付ける「トップフロー式」でした。風が抜けるサイドフロー式のほうが、CPUの冷却には有利だそうです。
180WのCPUまで対応とのことで、古いクーラー(95W)に対して2倍弱、現在のCPU(65W)に対して3倍弱あるので、性能としては十分と思われます。
ちなみに、メーカーの「ID-COOLING」は中国の深圳のメーカーだそうです。
光らないモデル
ついているコネクタはファン駆動の4pinのみ。光らせるコネクタはありません。今回の製品は光りませんが、同じ形状で光るモデルもあるそうです。

CPUグリスつき
外箱には明記されていないのですが、CPUグリスもついていました。熱伝導率は10.5W/m・K。

交換、取り付け
古いCPUクーラーを外し、今回の製品を取り付けます。
ファンの径は一回り大きい
古いクーラーを外しました。比べてみると、今回の製品のほうがわずかにファンが大きいようです。

アタッチメントの取り付け
CPUクーラーをつけるためのアタッチメントを取り付けます。


写真は撮り忘れてしまいましたが、さらにネジ4本でアタッチメントをスペーサに固定します。
ヒートシンクの取り付け
CPUにグリスを塗ります。

グリスはヘラで伸ばさず、写真の状態のものをヒートシンクで押しつぶしました。グリスの塗り方は正直よくわかりませんが、大丈夫でしょう、たぶん。


ファンの取り付け
ファンをヒートシンクに取り付けます。細い金属のワイヤーで引っ掛けるようにして固定します。今回はじめてやったのですが、力を入れてワイヤーをグッと伸ばすのが少し怖かったです。



その後
ベンチマークは変わらなかった
シネベンチR23を試しましたが、新旧で結果は変わりませんでした。古いクーラーでベンチマークを回しているときも、高温で性能制限をかける「サーマルスロットリング」は発生している感じはなかったので、古いクーラーでも冷却は足りていたのだと思います。
| 古:リテールクーラー 95W | 新:SE-904-XT 180W |
|---|---|
| マルチ:11487、 シングル:1099 | マルチ:11414、 シングル:1107 |
(CPUはRyzen7 5700X(8C/16T、3.4GHz)。アスロックのマザーボード・ファームウェアで、CPUファン・ケースファンとも「通常モード」に設定。オーバークロックはしない。室温は25℃くらい。)
温度には明確な違いが出た
ベンチマーク中の温度をcore-tempでモニターしました。古いクーラーのときは60℃まで上がったのに対し、今回の製品では50℃までしか上がりませんでした。10℃の違いは大きいと思います。


(「最大」のところがベンチマーク中に到達した最高温度。写真を撮るタイミングがずれてしまい、それ以外のところの数字は比較できない感じになってしまいましたが、ご容赦ください。)
感想など
体感では、ベンチマークやゲームなどの高負荷な処理が終わった後に温度が下がるのも早くなった感じがします。静音性については、古いクーラーも別にうるさくはありませんでしたが、今回の製品の方が静かなような気がします。
リテールクーラーでも「ちゃんと動いてるからいいか」と思い使っていましたが、今回購入したものを取り付けて効果を確認し、やっぱり交換して良かったなと感じております。
リテールクーラーは500円で売れた
古いクーラーをハードオフに持って行ったところ、500円で売却できました。思ったより高く売れて良かったです。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ
小型の空冷サイドフロー式のCPUクーラー。純正CPUクーラー(リテールクーラー)に比べ、約2倍の冷却性能があり、ベンチマーク測定時のCPUの温度が明確に下がりました。お値段も高くないですし、買ってよかったと思います。
- やや小型でケースに入りやすい
- リテールクーラーに比べ冷却性能が約2倍(180W)
- CPUグリス付属(10.4W/m・K)
- AMDもintelもOK
- お安い
- 光らない
評価
関連商品
商品情報
- メーカー
- ID-COOLING
- 製品名
- CPUクーラー SE-904-XT
- 購入価格
- ¥1,880

2200¥は安いですね!
これなら買えますw