Nikon COOLPIX P900

2026年6月21日 (更新: 2026年6月21日) 日本光學工業株式會社 / COOLPIX P900 日本有名メーカー製
楸木原
楸木原
総合 20 2,281pt

元自衛官


この記事(大半)はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

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REVIEW

レビュー

※カメラど素人のレビューです。

技術的な解説や専門的な比較は期待しないで下さい。

勢いで書いています。


皆さんは普段、写真を撮る時、動画を撮影する時には何を使っているだろうか?

恐らく大半の人はスマホだと思う。というか今となってはそれが普通である。
ポケットから出す、画面を開く、シャッターボタンを押す、終わり。補正も勝手にしてくれる。夜景も綺麗。ズームもそこそこ。SNSへの投稿も一瞬。

合理性だけで言えば、もう大体完成されているのである。

そんな時代に、わざわざ別の機械を持ち歩いて撮影する意味は何なのか。

……当時の私はそんな事を考える人間ではなかった。

時は2015年。

特に買う物もなく家電量販店を徘徊していた私は、カメラコーナーに吸い寄せられるように立ち寄った。別にカメラ趣味でもない。知識もない。センサーサイズ?知らない。F値?何となく明るさっぽい単語。

そんなレベルである。

そこで一台のカメラと遭遇した。

横に立てられたPOP。

「光学83倍ズーム」
「月が撮れます」

……ん?、なんだ?

光学83倍で月?

何言ってんだ?

当時の私もカメラ知識がゼロなので、その瞬間の認識としては、

普通のカメラ=遠くが少し撮れる
このカメラ=宇宙が覗ける

くらいの衝撃だった。

今思えば広告として大成功している。

だって冷静に考えて欲しい。

人生で月を撮る必要、そんなにあるか?

普通に生きていたらほぼ無い。

しかし人類は古来より「必要ないけど凄そう」に弱い。

私は負けた。

そして購入した。

それが Nikon COOLPIX P900である。

本体
本体

2015年発売、光学83倍ズーム、35mm判換算最大2000mm相当。


普段スマホで「遠いな、まあ無理か」と諦める距離に対して、P900は「じゃあ見えるまで寄りますね」とだけ言って黙々とズームを続けるような奴である。

初めてズームした時の感想は今でも覚えている。

寄る。

まだ寄る。

え、まだ?

まだ寄る。

寄り過ぎだ。

最終的に遠景を撮っているはずなのに、どこを見ているのか分からなくなる。

カメラを少し動かすだけで画面の景色が全部消える。

盗撮出来そうなくらい寄れる
望遠の世界、凄い。

そして例の月を撮影する機会が訪れた、満月である。
最初は手で保持しての撮影に望んだが失敗

三脚が必要だと思い、カメラを購入直後でお金がなく安い三千円位の三脚を購入した。

しかし、本体が重く若干ぶれる。安物は駄目なのかと思いつつ頑張って撮影。

月

撮った。

撮れた。

感想としては、「月って手に収まるサイズのカメラで模様まで撮影できるのか」と思った。

肉眼(視力が悪いので)だと白い丸だった物体が、ちゃんとクレーターが見える天体として存在していた。

あの瞬間は少し感動した。

知識ゼロの人間でも、機械の性能だけで「おお……」が発生する。

こういう体験って案外強い。

ただ当然、万能ではない。

サイズはスマホより大きい。

暗い所は最新機種ほど得意じゃない。

オートも最近のスマホほどではないのかもしれない。

そして持ち歩かない。

ここ重要。

持ち歩かないと撮らない。

撮らないと存在を忘れる。
そして久しぶりに電源を入れると日時設定から始まる。

実際、私もこのカメラ以降、新しいカメラは買っていない。

なぜならスマホが強すぎる。

昔は「カメラじゃないと」が沢山あった。

今は「スマホでいいか」が増えた。

技術は便利な方向へ進み続ける。好き嫌いに関係なく、それは静かに景色を変えていく。

でも、だからと言ってこういうカメラの価値が消えたとは思わない。

スマホは便利。

P900は面白い。

方向性が違う。

スマホが万能工具なら、P900は「そんな倍率どこで使うんだよ」と言われながらも全力でズームだけ鍛え続けた用途が完全に限定されたそれ専用の特殊工具みたいな存在である。

そしてそういう尖った機械、嫌いじゃないむしろ好き。

もしこの記事を読んで少しでも興味を持ったなら、ぜひ当時のレビュー動画やブログを見てほしい。

詳しい人が説明するともっと凄いと思う。

そしてこのカメラのその後が気になるなら後継のP1100という、更に意味の分からない方向へ進化したモデルも存在する。

光学125倍。

もう倍率だけ見ると、「そこまでして遠くを見たいのか」という問いに、技術力で「はい」と答え続けた結果みたいな数字である。

スマホ全盛の今だからこそ、こういう“性能を一点突破した機械”は妙に面白い。

少なくとも私は、家電量販店で「月が撮れます」の一文に完全敗北した側の人間である。

本体

背面
背面

コンパクトデジタルカメラにしてはあまりコンパクトではないサイズ感ではある

モニターはバリアングル方式で回転して調節できる

左側面
左側面

光学83倍ズームの記載

右側面
右側面
最大ズーム
最大ズーム

若干重心が変わるほどの迫り出し

撮影写真

曇り 鳥
曇り 鳥

曇りや暗がりには弱い

鉄塔
鉄塔
花1
花1
花マクロ
花マクロ
花マクロ2
花マクロ2
ポスト等倍
ポスト等倍
ポスト
ポスト
最大ズーム
最大ズーム

三脚がないと最大ズームでは安定して被写体中心を捉えられない

Gadgeteer for iPhone
SUMMARY

まとめ

素晴らしいカメラだと思う

一眼レフには手が出ない人には最適で入門編に良いと思う

✅ 良かった点
  • ズーム倍率
  • スマホより画質が良い
⚠️ 気になった点
  • 暗い所が苦手
  • 10年以上前の機器な為、端子がmicro USB
  • 重い
SCORE

評価

4
総合評価
性能
4 / 5
デザイン
4 / 5
使いやすさ
3 / 5
サイズ・重量
2 / 5
コスパ
3 / 5
INFO

商品情報

メーカー
日本光學工業株式會社
製品名
COOLPIX P900
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TALK

コメント (1件)

いぎり/ぎりぎりch
このシリーズめっちゃほしいやつだ、ロマンありますよねw
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