【ROG】一昔前のサウンドボード ROG Xonar Phoebus が意外と使い勝手いい

2026年7月11日 Asus / ROG Xonar Phoebus 海外大手メーカー製 2,200円
Yamadaya0105 自作er
Yamadaya0105
総合 10 2,965pt

Listen to music歴=ボカロ歴のPCオタクです。マジミラの先着負けたorz...

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REVIEW

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導入

本体
本体

ここ十数年はマザーボードにオーディオチップがついてるのは当たり前で、最近のマザボは音悪くはないのでわざわざサウンドボードを刺す概念が消えかけていますが、自分はスピーカーに加え、ヘッドセット(マイク有り)、ライン入力などAUX端子を多く使う関係上B760mマザーの3端子では足りないのと、スピーカーはAUXが直接RCA端子(赤白黄のやつ)になっているためAUX3.5mm基準ではかなりの高出力を要求されます。そこで、佐古前装備に2200円でROG Xonar Phoebusが転がっていたので購入しました。


基本情報

拡張スロットパネル部分
拡張スロットパネル部分
オーディオ端子スピーカー x1; サイドスピーカー x1; リアスピーカー x1; ヘッドホン x1; マイク x1; ライン入力 x1; S/PDIF x1; AUX in x1 (TVチューナーで使うらしい);
音質24bit/192kHz
出力フロントスピーカー: 118db; その他のスピーカー: 112db; ヘッドセット(600Ωまで): 110db;
ドライバ機能スピーカーのチャンネル数選択、ヘッドセットインピーダンス手動選択、サンプリングレート選択、環境エフェクト(リバーブ)、フレックスバス(スピーカーのみ)、キーシフト、ボーカル除去、仮想7.1chサラウンド、DTS Ultra PC II ※1、Dolby Home Theater v4 ※2
※1: 仮想7.1サラウンド、Dolby Home Theater v4との同時利用不可
※2: 仮想7.1サラウンド、DTS Ultra PC IIとの同時利用不可
補助電源6pinが必要です。電源に6pinが余っているか確認を。なかったらペリフェラルを6pinに変換してください。

AUX端子6個もあってかつ、スピーカーとヘッドセット同時利用できるのが強い。DTSとDolby両方使える珍しいサウンドボードでもある(ASUS最近RTX4060にM.2スロットつけてたしまああり得る)。ドライバで結構機能あって困らないのも良き。

また、発売は2012年と14年前である。最近のサウンドボードは32bit/384kHzまで行けたりするので年代的な古さはあるだろう。だが24bit/96kHzを超える音源はそうそうないはずなので24bit/192kHzでも問題ないだろう。

PCIe x1接続なので通常の自作PCであまりがちなx1スロットが使えます(GPUがデブすぎると入らないかもだけど...)。

天面
天面
右クリックメニュー
右クリックメニュー


ドライバ系

ドライバ画面
ドライバ画面
Advanced settings
Advanced settings

一昔前の背景透過するデザインである。Realtek HD Driverなど一昔前のUIになれている人なら一切問題ないでしょう。なんならこれが意外といいのである。

ただイコライザはDolbyでしかサポートされていないのが残念です。

そしてEKSA Gaming Headsetのドライバ画面がなぜか酷似しているかつ、そのドライバを使って動いているヘッドセットがROG Xonar Phoebusの画面に来たりすることがあります。どちらもXear technologyを使った機能を搭載しているので、画面やデバイス管理が似ているのでしょう。

ドライバはWin10までしかサポート書いてありませんがWindows 11でも動きます。

ESKAのやつ
ESKAのやつ

DTS Ultra PC IIはサウンドカードのドライバ画面に組み込まれています。音としては鋭い音になります。こちらはバス、高音強化、仮想サラウンド、ラウドネスレベリング(人間の耳の聞こえ方から聞こえやすいよう調整する機能)、ダイナミクス強化があります。Dolby Home Theaterとは排他なのでイコライザは使えません。

DTS Ultra PC II
DTS Ultra PC II

Dolby Home Theater v4は別のプログラムとして開きます。機能としては

  • ビジュアライザー
  • イコライザー(プリセット、独立)
  • イコライザー(10バンド、独立)
  • ボリュームレベラー
  • 会話音声の明瞭化
  • サラウンド(スピーカー用、ヘッドセット用独立)

があります。こちらも1昔前のデザインです。視覚的にボリュームレベラーがどれだけアンプをかけているかが分かり、実際YouTubeの音声がどれだけ小さくなっているかが分かります(おそらくスマホなどでの音割れ防止)。実際スピーカーに流す時は大きいほうがいいので助かります。

こちらもDTS Ultra PC IIと排他なので同時利用不可です。

Dolby Home Theater v4
Dolby Home Theater v4



PCIeについて

利用可能な規格は

PCI Express 1.1 x1

まさかのPCIe 1.1である。今時のPCはPCIe 5.0に対応しているし。このサウンドボードが発売された2012に発売された時の最新CPUはCore iシリーズ 第三世代である。i7 3770kはPCIe3.0に対応しているし、ひとつ前のSandy LakeはPCIe 2.0対応である。当時はPCIeスロットとPCIスロットが共存しているマザーもあるような時ではあるもののPCIe 2.0は対応してほしかった...

PCIe 1.1 x1の帯域幅は2.5Gbpsである。USB3.0にすら帯域で負けている... 最近のPCには当たり前にあるPCIe 4.0のx1は16GbpsもあるかつPCIe3.0以降は130bit中128bitがデータを送れるように改善されたため同じ1Gbpsでも3.0以降のほうが送れる量は多いです。

そしてこのPCIe 1.1 x1という規格の帯域幅の少なさが24bit/176.4kHz or 192kHz再生時に悪影響が発生します。CPUと直でつながっている場合は問題ないことが多いのですが、チップセット経由だとCPU<=>チップセット間でほかの通信も割り込むため、音が途切れることがあります。特に自分のようにチップセットからGTX1060(primary GPU)とこのサウンドボードが接続されている環境だと現れやすいです。さらにGPUドライバが壊れるとより発生します(その際にFPS1%Lowがかなりひどくなりました)。またCPUの周波数が下がることによっても発生しやすくなります。

なので、環境によっては24bit/96kHz以下に下げる必要があったりします。


48/96/192kHzでのみ発生する不具合

このサウンドボードWindows11でのみでなのかほかでも発生するのかは不明ですが、48/96/192kHzのサンプリングレートでは音が引き延ばされ、再生速度と音程が低下します。(例: 96kHz => 88.1kHz; 音程,速度0.91875倍)

なので48/96/192kHz音源であっても44.1/88.2/176.4kHz設定を推奨します。


実用

出力がかなり大きいのでRCA端子への出力でも全く問題ありません。そしてスピーカー/ヘッドセットで端子が分かれているので、自分のように音楽はスピーカーで流してゲーミングの時はヘッドセットにする運用がやりやすいです。

Dolby Home Theaterには音量バランサーの機能があるので音量が小さいゲームも大きく聞こえます。FPSでも遠くの足音が聞きやすくなります。またYouTubeなど音量が小さくなっているものでもスピーカーへ大音量で送り込めます。

ライン入力は自分の場合3DSの音やiPadでプロセカの音を取り込むのしか使っていないので何ともですが、遅延はまああります。プロセカの場合、iPadの標準状態のタイミング調整が-2.5(音が遅れている)に対し、ライン入力を挟むと、-8ぐらいになります。

マイクはヘッドセットのマイクでは違いは判りませんでした。この程度ならマザボのオーディオチップで問題ないです。本格的なマイクを使う場合は違いが出ると思います。入力で使えるサンプリングレートは44.1/48/96/192kHzです。

ただ、Realtek HD Driverと違い、Remote Desktopでリモートデバイスに音を送っている際はドライバ画面消えます。そもそも使えないので問題はないですが、常時ドライバ画面起動運用の場合、帰ったら再度開く必要があります。ちなみにDolby Home Theaterは消えません。

音質としてはジャンクで1650円のヘッドセットにはオーバースペックです。AiwaのXR-H330MDなら出力としてかなり丁度いいです(そこからさらにバス分離+アンプかかるけど...)。ちなみにマザボのやつだと出力が少し足りません。

また天板のPhoebusの文字光ります。ゲーミングはピカピカするのあるあるです。

ピカピカ要素
ピカピカ要素


総評

現代のマザーボードのオーディオは24bit/192kHz対応のものもあったりと結構進化しています。それこそ一般ゲーマーならもうサウンドボードはいらない状況でもあります(フロントパネルにもイヤホンジャックあるし...)。ですが、大きいスピーカーがあるような家ならばまだまだ価値あるものだと思います。ガチでオーディオ環境組むなら外付けDACが当たり前ですが、そこまでガチでもなければPCIeに刺す奴で十分です。

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Gadgeteer for Windows
SUMMARY

まとめ

古い規格の弱点はあるものの普通に良い

✅ 良かった点
  • 安い
  • DolbyとDTS両方ある
  • 出力が大きい
  • 24bit/192kHz対応
  • 端子数が多い
  • 天面の文字が紫色に光る
⚠️ 気になった点
  • PCIe 1.1 x1接続
  • 24bit/192kHzだと音が途切れる可能性あり
  • 補助電源必要
SCORE

評価

5
総合評価
性能
4 / 5
デザイン
5 / 5
使いやすさ
4 / 5
サイズ・重量
5 / 5
コスパ
5 / 5
PR

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INFO

商品情報

メーカー
Asus
製品名
ROG Xonar Phoebus
購入価格
¥2,200
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