レビュー
いつしか、こう呼ばれるようになりましたね。
町中華

読んで字の如く町の中華料理屋さんの総称としてメディアでそう呼ぶようになりました。
町中華とは?
おじさんの独断と偏見に満ちた町中華定義をご案内します。
- 創業は昭和である
- 麺類、定食、一品料理を完備
- 家族経営
- 中国人シェフには出せない日本人の舌に合う中華料理
- カレーライスorオムライスがある
- カンターの天板が赤い
- ビールといったら「瓶ビール」
町中華のルーツ
簡単な歴史をおさらいすると、戦後に中国から引き上げた方たちが現地で培った中華料理を再現し提供したのが始まりです。
1910年(明治43年)「来々軒(浅草)」の開業
これが現代のラーメン文化における最初の爆発点と言われます。中国の麺料理を、日本人の口に合う醤油スープ(鶏ガラ・豚骨)にアレンジして提供したことで、爆発的にヒットしました。これが「町中華の原型」です。

それまで高級で貴族の食べものだった中華料理を安価に提供する大衆化が本場の味と乖離する原因とも言えなくはありません。
※AIに聞いたんですが「洋食」の大衆化もこんな感じ
町中華の焼肉定食
日本独自の進化を遂げた町中華のフォーマットは、メニューにも表れます。ふらっと立寄った「町中華」の「焼肉定食」を頂きます。

平日昼12時。先客は3名様。
今回、お邪魔したお店は、駅から離れたところにありました。御夫婦で切り盛りし、ご近所に愛される「THE 町中華」です。注文を済ます頃には満席になります。

サラダ、お新香、ライス、しょうが効いたスープと豚小間切のお肉とネギににんくが香るタレとよく絡んだ焼肉です。

ライスは普通盛りです。米と米の間に空気の入るすき間を与えません。密度が命と言わんばかり、お茶碗に盛られています。店主の几帳面さが伺えます。

コレ、コレェ゙
業務スーパー1.8Lの焼肉のタレか何でしょうかねw手作りだったら失礼な話ですが。
小間切のお肉が「町中華」の伝統的な焼肉です。何の変哲もない味ですがタレと肉の脂が高温の中華鍋で炒める事により、香りが良い。香ばしいのはネギなのか?ニンニクなのか?とにかく味が凝縮してご飯が止まりせん。

炒飯などにも必ず付いてくる例のスープが「町中華」のアイデンティティと言っても過言ではありません。ひと口すすると肩の力が抜けるような安心する味がします。

多分に漏れず「町中華」は、後継者不足とコロナを経て、物価高の現在です。どんどん店は閉店に追い込まれてます。
駅前は、老朽化に伴い再開発され、昭和の匂いが消えていきます。ノスタルジックな「町中華」あと何回食べられるのか?
まとめ
他人の芝生は青くみえる。他テーブルで提供される回鍋肉も美味しそうだった。食後のコーヒーをすすりながら、聞き耳を立てると常連さんがママさんに「ワンタンメンも食べたいんだけどさぁ、暑いから冷やし中華になっちゃうよな〜ガハハ」と他愛のない会話に心が緩みました。
- チェーン店にはない切りの良い価格設定
- 提供が早い
- 食後の豆から入れたブレンドコーヒーも美味しかった。安い豆ではないと思う。
- テーブル席が5個のみ。お一人様だと一名で4人テーブル占拠(私)なので、新規お客さんを断っていた。申し訳ない。
評価
商品情報
- 製品名
- 焼肉定食(コーヒー付き)
- 購入価格
- ¥800
これが町中華の町"中華"焼肉の正体です。