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パート2となる今回のテーマは新たなPCの形となるかもしれない量子コンピュータとIOWNです。量子コンピュータとは?という人もいると思いますので簡単に説明。従来のコンピュータは0と1を使用しているのに対して量子コンピュータは0と1の両方を同時に使用することができるため従来のものに比べ早いというのが簡単な説明です。そんな量子コンピュータのなかの一つのシリコン量子コンピュータ(既存の半導体技術を生かして作られた次世代の量子コンピュータ)が量産のための開発が始められました。発表したのは日立製作所でIntel18Aプロセス(1.8nmのオングストローム世代のプロセス)を使用しています。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」のテーマ「社会課題解決に向けた量子コンピュータ次世代機開発・実証の加速」に、実施予定先として採択されたことを受け、開発に着手したそうです。日立は、同事業で開発する基盤技術を基に、2027年度をめどにクラウドとして外部に公開し、段階的にサービスを展開していく。また、実用化に向けて、2028年度に100量子ビット、2030年度に1000量子ビット規模の、量子誤り訂正符号を実装したシリコン量子コンピュータ試作機の開発を計画しているそうです。量子コンピュータは今のPCを変えてしまう技術のため是非日本企業である日立製作所には頑張って欲しいです。
次にIOWNです。

IOWNを知らいない人のために簡単に説明。IOWNは光技術を活用して圧倒的な大容量・低遅延・省電力通信を実現する次世代情報通信基盤の構想です。今使われているものはデータを電気信号に変換して処理するため、ルーターなどを経由する際に遅延(時間差)が発生します。しかし、IOWNだと変換を挟まず、最初から最後まで「光」のままデータを送るため、遅延が200分の1に縮小します。東京・大阪間でもほぼゼロ遅延で通信可能です。またIOWNは今使われているものと比べ1本の光ファイバーに異なる波長の光を大量に乗せる技術により、伝送容量が今のと比べ125倍に拡大、光は電気に比べて発熱が圧倒的に少ないため、今のと比べ通信にかかる消費電力を100分の1に抑えられる、自動運転車、ドローン、スマート都市のセンサーなど、膨大なIoT機器がすべてリアルタイムで同時接続され、街全体が1つのシステムのように最適化されるなど多くのメリットを持ちます。しかしデメリットも多く存在します、まず1つ目は莫大なコストです。今までのとは違い光を使うため光回線のネットワークだけでなく、データセンターや交換局の通信機器、さらにはサーバーの内部チップまで「光仕様」に新調する必要があります。2つ目は世界標準への壁です。IOWNはソニーや米インテル、マイクロソフトなどの巨大IT企業も巻き込んでいますが、世界中で使われなければ「日本独自のガラパゴス技術」で終わるリスクがあります。アメリカの広大な土地や、海外の通信規格(6Gなど)とどれだけ足並みを揃えられるかが大きな課題です。
そんなIOWNについてのニュースです。NTTはIOWNを国際的に普及させるため、国内外のおよそ20の企業が出資する新たなファンドを設立すると発表しました。日本と、アメリカのシリコンバレーに拠点を置き、AIや半導体など関連する技術の開発を手がける新興企業に投資する方針です。
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