レビュー

Huaweiはダメでした
この記事を書いてからHuaweiイヤホンを1週間ほど使っていたのですが、電車内で起こるANCのノイズにだんだん腹が立ってきて返品しました。代わりに購入したのがXM5です。e☆イヤホンでAランク15500円という破格でした。
周波数特性
私がXM5を購入した主な理由が周波数特性です。


B&K5128の周波数特性でも、711カプラの周波数特性でも、高域に全くピークやディップがありません。
この高域の質は以前の記事で紹介したEO-IA500にも匹敵します。

EO-IA500に比べるとややロールオフが早いですが、それでも他の完全ワイヤレスイヤホンでこれほど高域の質が良いものはありません。これがたった1つのドライバーで実現されているのですから驚きです。
購入する前にOnline Tone Generatorでサインスープを流して高域を確認しましたが、概ね周波数特性どおりでした。嬉しい誤算だったのは、B&K5128の周波数特性では15kHz前から音圧が落ちていますが、実際に音圧が落ちるのはもっと高い周波数になってからだったということです。
ノイズキャンセリングについて
ANCは強いと思います。使ったことのあるワイヤレスイヤホンの中で順番をつけると、BOSE Quetcomfort Ultra Earbuds 2>XM5>Galaxy Buds4 Pro>Huawei FreeBuds Pro5って感じです。特にフォームチップによるパッシブノイズキャンセリングが強いと思いました。ただ、フォームチップなのでシリコンタイプに比べて装着感が悪いのと、耐久性が心配です。
ホワイトノイズは少ないです。
EQについて
XM5のSony専用アプリには、5バンドグラフィックEQとClear Bassという低域を調整できるスライダーが備わっています。測定を繰り返し、評価の高いターゲットカーブ(PEQdB Ultra)にEQするプリセットを見つけました。それが下の画像です。


このEQを適用すると、ほとんどPEQdB Ultraターゲットになります。PEQdB Ultraターゲットや、Huawei FreeBuds Pro5の記事で紹介したPEQdB Diamond βターゲットについては、
こちらの論文で詳しく知ることが出来ます。
XM6との比較
ご存知の通り、最近XM5の後継機種であるXM6が発売されました。では、XM6はXM5より優れているのでしょうか。実は、優れているとは言えないんです。

XM6は、XM5で最高だった高域が改悪されています。具体的には、10kHzに大きなディップが出来、トーンジェネレーターでもそのディップを確認出来ます。ノイズキャンセリングなど他の機能は進化していますが、音質だけ追求するなら、XM5の方が良いでしょう。
まとめ
- 音質
- ノイズキャンセリング
- フォームチップの装着感
評価
商品情報
- メーカー
- Sony
- 製品名
- WF-1000XM5
- 購入価格
- ¥15,500
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