レビュー(有名ブランドの現行機種 かつ 購入2000円以上)
Galaxy Z Fold8が届きました。
今回買ったのは楽天モバイル版の256GB、色はクリーム。
今はiPhone 16 Plusをメインで使っているが、Fold8だけで事足りるならiPhoneは売ってしまうかもしれない。それくらい、使い始めた時点でかなり気に入っています。

折りたたみスマホというと、ニッチで一般向けではないと思うこともあると思います。
しかし実際に使ってみて感じたのは、全く知らない新しい端末というより「今まで使ってきた端末が全部入っている」という感覚でした。
閉じればiPhone 16 Plus、開けばiPad mini、モニターにつなげばChromebook。
今回は、なぜFold8を買ったのか、実際にゲームやDeXを使ってどうだったのか、気になったところも含めて全部書いていきます。
■ そもそも、なぜFold8を買ったのか
今まではiPhone15,16Plusや折りたたみであれば縦折りのnubia Flip 1と2を使ってきました。
縦折りスマホは小さくなるのがメリットですが、開けば普通の縦長スマホです。折りたたむ動作が増えたわりに、できることが大きく変わるわけでもありません。
「小さくなるのはわかるが、それで?」という感じで、自分の中ではあまりメリットを見つけられず、折りたたみスマホ自体に少し萎えていました。
じゃあ従来のGalaxy Z Foldはどうなのかというと、あの正方形に近い画面もあまり好きではありません。
動画を見てもゲームをしても余白が出るなら、せっかくの大画面を使い切れてない感じがします。
そんな中で出てきたのがFold8。
閉じた状態は16:10に近く、開くと4:3。どちらもモニターやタブレットで見慣れた比率だから、Webサイトやゲームを開いても違和感がありません。
なんというか、生物的に馴染み深いサイズです。
「この比率でこのサイト開いても違和感ねぇな」「このゲームも普通に見やすいな」がずっと続きます。

■ iPhone Foldを待たなかった理由
正直、今回のFold8は今後出ると噂されているiPhone Foldとの二択でかなり迷いました。
しかしiPhone Foldは初代モデル。Pixel Foldの初代のように、最初は色々問題が出る可能性もあります。それに、価格もたぶんかなり高いです。
あくまで予想ですが「iPhone Fold(Ultraになるかもしれません?)高すぎて買えない」が普通にありそうと感じています。
その点、Galaxyは何世代もFoldを作っています。Fold7の縦長な形は好みではありませんでしたが、Fold8は比率も含めてかなり完成されていそうでした。
だったら今回はGalaxyを買って、2年後にまた考えればいいと思いました。
楽天モバイルでの価格は269,900円。48回払いで25カ月目に返却する場合、最初の24回は月4,490円なため107,760円。返却時の事務手数料3,300円を入れると、2年間で111,060円になります。
まぁ正直スマホとしては安くはありません。
ただ最近のApple製品の値上がりと、Fold7からFold8の価格差を見ると、よくこの価格に抑えたなとも思います。
2年後に次のGalaxyへ行ってもいいし、その頃に出ているiPhone Foldの後継機へ行ってもいい。今回はその逃げ道込みで買ってみた感じです。
■ 閉じた状態は、ほぼiPhone 16 Plus
Fold8は約201g、iPhone 16 Plusは約199g。
実際に持ち比べても重さはほぼ同じです。サイズ感もPlusを使っている自分からすると、そこまで変わりません。(縦は非常に短いですが…)
なのに開けばiPad miniになる。16 Plusの重さでiPad miniにもなれるのは、普通にお得すぎます。
YouTubeで比べるとわかりやすいです。
閉じた状態でも余白が少なく、iPhone 16 Plusと比べて動画の大きさはそんなに変わりません。


Plusサイズを使っている人なら、Fold8に変えてもそこまで違和感はないと思います。むしろ、ほぼ同じ重さで画面だけ大きくできるため快適になるかもしれません。
逆に無印iPhoneくらいのサイズから乗り換える人は、一度実機を持った方がいいと思います。
横幅があるため片手操作は諦めた方がいいです。両手でゲーム機のように持つのが安牌。
また、閉じた画面は縦に短いため、キーボードを出すと結構な範囲を持っていかれます。
■ 開けば、ほぼiPad mini
画面を開くと、YouTubeの表示サイズはiPad mini A17 Proとほとんど変わりません。

今まではiPhoneとiPad miniを別々に持っていましたが、Fold8なら1台で両方の使い方ができます。
家では漫画、ゲーム、動画を見ることが多いため基本的に開いて使っています。外でSNSを見るくらいなら閉じたままで十分です。
「閉じた画面と開いた画面、どちらがいい?」と言われても、用途が違うからどちらもいいとしか言えません。
画面は明るいし、開いたときにスピーカーが左側に2つ並ぶのも案外気にならない。普通のパソコンとかで使うスピーカーと違って、見る位置とスピーカーの位置が大きく離れるわけでもないですから。
購入前に少し気になっていた折り目も、目で見ても触ってもほとんど目立ちません。
強く押せば少しボコッとするが、普段そんなに強く画面を押さないのなら問題なしです。
ヒンジも素直にパキッと開いて、閉じるときもパキッと戻ってくれる。このわかりやすい動きが逆に使いやすいです。
■ ゲームは「開けば正解」ではなかった
大画面なのだから、ゲームは全部開いて遊んだ方がいいと思うでしょ?
実際はゲームによります。
ブロスタは16:9でしか表示されないため、閉じた状態の方が画面比率に合っています。余白が少なく、横向きで両手持ちすると昔の携帯ゲーム機のようで没入感があります。
開いた状態はiPad miniで遊ぶときとほぼ同じ。ただ、タブレットと違ってバイブレーションが手に返ってくるのは結構大きいです。


逆にクラロワは開いた方が見やすい。
画面全体を見渡しやすく、奥の方からカードをスライドして出しやすいです。閉じても遊べますが、こちらは少し小さく感じました。

結局「大画面にすれば全部快適」ではなく、そのゲームに合った画面比率を選べるのがFold8の良さなのかもしれません。
■ アプリによっては開閉についてこない
開いた画面と閉じた画面で違う壁紙を設定することもできます。


まぁこれは普通にいい機能です。
しかし、問題なのはアプリによって、開閉したときに表示を引き継がなかったり、画面比率を変えられなかったりすること。
その場合、開発者向けオプションのウィンドウ管理関連をオンにすると、引き継ぎや、本来は対応していないアプリの分割表示ができる場合があります。
ただし無理やり対応させているため、アプリによっては画面が伸びたり潰れたりします。
「設定すれば何でも完璧に動く」というわけではないため、ここは今後アプリ側にも対応してほしいところです。
■ 透明ケースにカードは入らない
今回はクリームを選びました。
良くも悪くもシンプルだから、透明ケースにシールとかカードを入れたら映えそう。
と思ったのだが、Fold8は縦に短いため一般的なカードが背面に入りません。

これ、透明ケースにカードを入れたい人には結構重要。入りません。
あとカメラがデカい。机に置いて操作すると普通にガタガタします。
カメラ自体は、日常で使う分には十分きれい。自分はカメラが必要最低限使えればいいため特に不満はありませんが、カメラ重視ならFold8 Ultraを選んだ方がいいと思います。
■ AnTuTuは約294万点
最初に充電しながらAnTuTuを測ったら約260万点でした。
本体が暖かくなっていたため、充電を外して測り直した結果が2,946,535点。
同じSnapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxyを使っているGalaxy S26 Ultraの測定例と比べると約24%低い。

薄い折りたたみ端末なため、冷却や電力設定で差が出ている可能性はありそうです。
ただ、ブロスタやクラロワを遊ぶくらいなら全く問題ありません。というか普段使いで性能不足を感じる場面がありません。
ちなみにWi-Fi接続中、新しいShadowverseで先に進めなくなることがあった。モバイル通信に切り替えたらそのまま進めたため、何かしら相性問題がありそうです。
調べた範囲ではFold8固有の不具合でこのような現象が他のゲームでも起きているようです。
■ GameHubでSteam版のゲームを動かしてみた
実はAndroidにはWindowsのゲームを遊べるアプリがあります。
GameHubのAPK版を使って、Steamで購入したPCゲームも動かしてみました。
さすがにストリートファイター6はカクカクでした。
しかし、ぷよぷよテトリス2は60fpsで普通に動きました。
このときの表示はGPU 37%、CPU 38%、60fps。充電しながらだったため温度は48.8℃まで上がっています。
全部のPCゲームが快適に動くわけではないが、タイトルを選べば普通に遊べます。
今回はストア版ではなくAPK版を使っているため、導入元や権限については各自でしっかり確認してください。
■ DeXは「スマホがPCになる」ではなかった
USB-Cハブで外部モニターにつないで、Bluetoothのキーボードとマウスを接続するとSamsung DeXが使えます。

自分は普段からChromebookを結構使っていますが、使い勝手はほとんど変わりません。
OfficeではなくGoogleドキュメントやスプレッドシートを中心に使っている人なら、こちらの方がいいまであります。
少なくとも、高性能なChromebookとして見るなら十分すぎます。
それで、ここからが一番大事です。
DeXを外部モニターで使っている間も、Fold8本体では普通にSNSやゲームができます。
スマホがデスクトップに変身して、その間スマホとして使えなくなるわけではありません。
外部モニターにはデスクトップ、本体にはいつものAndroid。普通にChromebookとスマホの2台として使えます。
そのため「スマホがデスクトップになる」というより「スマホ+デスクトップ」が正しいと思います。
同時に使うと少し暖かくなるが、動作は問題なしです。
■ Quick Share、普通にAirDropだった
Androidへ移行するときに面倒そうなのが、iPhoneやiPadとのファイル共有。
しかしFold8のQuick Shareは、iPhone 16 PlusやiPadとも普通につながりました。

普通にAirDrop送れます。
使い方も速度もAirDropとほとんど変わりません。
「AirDropの代わりになる」ではなく、本当に何も変わりません。
長年戦争のように行われてきたAndroid差別が消えました。
この機能があるから、iPhoneを売ってもいいかもしれないと思えるようになりました。
■ バッテリーはiPhone 16 Plusより悪い
ここまで良いところが多かったですが、バッテリー持ちはiPhone 16 Plusより悪いです。
開いた大画面で動画やゲームを使うことが多いため、そりゃ減るよねという感じではあります。
発売直後なため、今後のアップデートで少しでも良くなることに期待しています。
長時間外出するならモバイルバッテリーは持っておいた方が安心かな。
■ さいごに
Galaxy Z Fold8には革命感があります。
しかしそれは「今まで見たことがない未来のスマホ」という意味ではなかった。
閉じればiPhone 16 Plus、開けばiPad mini、モニターにつなげばChromebook。
今まで別々に使ってきた馴染み深いものが、約201gの1台にまとまっています。自分がFold8に感じた価値はこれでした。
特にiPhone Plusサイズを使っていて、もう少し大きな画面が欲しい人。iPad miniをよく使うが、スマホと別に持ち歩くのがだるい人。このあたりにはかなり合うと思います。
逆に片手操作を重視する人、小さいスマホから乗り換える人、バッテリー持ちを最優先する人は、実機を一度持ってから決めた方がいいと思います。
自分はこのままFold8をメインで使って、iPhone 16 Plusを本当に手放せるか試していく予定です。
また、この横幅ならスマホリングは必須だろうなと思ってAulumu G09も買いました。
その話はまた次回書きます。
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※楽天モバイルの価格・返却条件は執筆点のものです。端末の状態によって追加費用が発生する場合があります。
まとめ
いい相棒になりそう
- 画面比率
- 大画面
- 高性能
- 薄い軽い
- バッテリー持ち
- アプリ対応が一部未対応
評価
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商品情報
- メーカー
- Samsung
- 製品名
- Galaxy Z Fold8
- 購入価格
- ¥269,880

・DEXにつなぐと、自動的にSamsungKeyboard化に切り替わりませんか?(Gboard使いの場合は困る)
・フレックスモードでスタンドできないのは特に支障ないですか?
それ以外はレビュー見てると、ちょっと欲しくなっちゃいましたw
エアドロできるんだったらiPhoneじゃなくていいかも、、、
開いたときの使い勝手を重視すれば、開いたとき4:3、閉じたとき横長になるし、
開くタイプのケータイは、どういう形態が覇権を取るんでしょうね。楽しみです!
ワイは折りたたみ機構とか折り目が気になっちゃうほうなので、当面はiPhone/iPad両持ちかなあ。
両方買ってもFold(Ultra?)より安い説あります。