レビュー(有名ブランドの現行機種 かつ 購入2000円以上)

GameSir Tarantula 8K PC を使ってみたので感想を書きます。結論は「PC専用で有線、振動もなし。でも FPS を遊ぶなら、この割り切りがちょうどいい」です。
主なスペック
• 価格:12,999円
• 発売:2026年4月
• 接続:有線のみ(PC専用)
• ポーリングレート:最大8000Hz(250 / 1000 / 4000 / 8000Hz から選択)
• スティック:第2世代 GameSir Mag-Res TMR スティック
• トリガー:アナログ操作と、クリック感のあるスイッチ操作を切り替え可能
• 重さ:約180g
• 振動モーター:なし
• ソフト:GameSir Connect
同梱品と外観
届いたのは、本体、編み込みのオレンジのケーブル、交換用スティックキャップのケースです。

本体、ケーブル、スティックキャップのケース
ケーブルは本体とおそろいのオレンジで、マジックテープのバンドが付いています。机の上でケーブルを雑にまとめたくない人には、地味にありがたいです。
本体は、PlayStation 系のように左右のスティックが並ぶ対称配置で、ボタンの刻印は A/B/X/Y です。

本体を真上から。十字キーと2本のスティックが並ぶ配置
表面はさらっとしたマット仕上げで、グリップ部分は手に引っかかる程度のざらつきがあります。派手なオレンジですが、艶がないのでチープには見えません。
軽さと追加ボタン
約180gで、かなり軽いです。軽量化のために、コントローラーから振動モーターを抜く人もいますが、これは最初から振動がなく、買ってそのまま軽い状態です。長時間持っていても手首が疲れにくいです。
トリガーの上には追加ボタンがあり、これがかなり便利でした。

通電中の様子。ロゴ周りと上面の縁が光る。トリガー上の追加ボタンも見える
FPS では、指をスティックから離したくない場面が多いです。ここに武器の切り替えやしゃがみなどを割り当てると、親指をスティックから離さず操作できます。
上面には USB-C ポートがあり、LT/RT とバンパーもここから見えます。

上面。USB-C ポートとトリガー、バンパー
トリガーはクリックに切り替え可能
トリガーは、アナログ操作と、カチッと押せるクリック操作を切り替えられます。FPS ではクリックにして、素早く連打できます。レースではアナログに戻して、微妙な加減をつける。ゲームによって変えられるのは便利です。
背面ボタンと背面スイッチ
背面には大きなパドルが2つあり、中央に M ボタンがあります。

背面全体。パドルと M ボタン、中央の製品ラベル

背面の拡大。パドルの位置関係
パドルは中指で自然に押せる位置です。ここに A や B を割り当てると、親指をスティックから離さずにジャンプや決定ができます。
背面にはオン/オフのスイッチもあり、パドルを使わないゲームでは切っておけます。誤爆が気になる人や、ゲームごとに割り当てを変えたい人には便利です。
スティックとキャップ
スティックは第2世代の TMR で、磁気式なので物理的な接触がなく、ドリフトが起きにくいのが売りです。
実際に動かすと、中心付近の動きがなめらかで、細かいエイム調整がしやすい印象です。

交換用スティックキャップ6個。高さと形が違う
付属のスティックキャップは6個で、高さと形が違います。FPS ではエイムの安定を取って低めの凹みタイプ、ほかのゲームでは高めのタイプ、と好みで選べます。ここまで付属しているのは、この価格帯では珍しいです。
GameSir Connect(設定ソフト)
このコントローラーは、設定ソフトの GameSir Connect を使うのが前提です。ソフトなしだとポーリングレートは250Hzのままなので、最初にインストールして8000Hzに切り替えました。

Apex 用に作ったプロファイル。ポーリングレートは8000Hzを選択
プロファイルは複数作れ、自分は「Apex」と「モンハン」のように、ゲームごとに分けています。
ボタンの割り当ては、本体の図を見ながら一つずつ変えられます。パドル(L4/R4)や、C1〜C4 などの追加ボタンにも自由に割り当てられます。

ボタン割り当て画面。背面パドルに A/B を割り当てた例
スティックは、デッドゾーン、アンチデッドゾーン、カーブを細かく調整でき、軌道は円形と Raw から選べます。

スティック設定。デッドゾーンとカーブの調整
トリガーにも同じようにデッドゾーンとカーブがあり、ヘアトリガーモード(オフ / アダプティブ / 固定)も選べます。

トリガー設定
モーション(ジャイロ)の設定項目もあります。

モーション設定
ライティングは、アニメーション、明るさ、速度、彩度を調整できます。初期設定では、10分操作しないとスリープする設定になっていました。

遅延は PS5 コントローラーより明らかに少ない
ここが一番の驚きでした。8000HzのポーリングレートとTMRスティックの組み合わせで、PS5のコントローラーとの差を体感できるほど遅延が少なく感じられます。
スティックを倒した瞬間に、画面のエイムが動く感覚が違います。特に、細かい修正を繰り返す場面で差が出ます。
Apex では、撃ち合い中の相手の切り返しを、圧倒的に追いやすくなりました。左右に振られたときに、エイムが遅れずについてくるので、「あ、外した」と感じる場面が減ります。
リコイル制御も楽になりました。スティックが繊細に反応してくれるので、銃の反動に合わせて、少しだけ下に引く動きがやりやすいです。力を入れすぎて引きすぎることが減り、弾がまとまりやすくなりました。
ただ、4000Hz や8000Hz は CPU への負荷も上がるので、重いゲームを遊ぶときは1000Hz に落とすこともあります。ゲームに合わせて切り替えられるのは実用的です。
気になった点
振動がないのは、FPS 特化と割り切れば問題ありません。ただ、振動で状況を知るタイプのゲームや、アクションで手応えが欲しいゲームには向きません。
有線のみで PC 専用なので、Switch や PlayStation、スマホでは使えません。ケーブルが邪魔にならない机の環境が前提です。
設定ソフトが前提なので、初期設定のまま使うと性能を活かせません。慣れるまでは、設定項目の多さに戸惑うと思います。
まとめ
Tarantula 8K PC は、「PC で FPS を遊ぶ人」「軽くて反応の速いコントローラーが欲しい人」に、はっきりおすすめできます。 逆に、ワイヤレスで使いたい人、振動が欲しい人、複数機種で使い回したい人には向きません。 「何でもできる1台」ではなく、「FPS に特化した1台」として見ると、12,999円は安いです。軽さ、遅延の少なさ、追加ボタン、背面パドルが、買ってすぐ使える完成度でまとまっています。
- 約180gと軽く、長時間でも疲れにくい
- 振動が最初から無く、軽量化済みの状態で買える
- 8000Hz と TMR スティックで、PS5 コントローラーより遅延が少なく感じる
- Apex の撃ち合いで、相手の切り返しを追いやすい
- スティックが繊細で、リコイル制御がしやすい
- トリガーをアナログとクリックで切り替えられる
- トリガー上の追加ボタンが便利
- 背面パドルがあり、背面のオン/オフスイッチで切り替えられる
- 交換用スティックキャップが6個付属
- GameSir Connect で細かく調整でき、プロファイルをゲームごとに保存できる
- 振動がない(FPS 特化と割り切りが必要)
- 有線のみで、PC 専用
- 設定ソフトが前提で、慣れるまで項目が多い
- 8000Hz や4000Hz は CPU 負荷が上がる
評価
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商品情報
- メーカー
- GameSir
- 製品名
- GameSir Tarantula 8K PC
- 購入価格
- ¥12,999
- リンク
- amzn.asia

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