レビュー(有名ブランドの現行機種)

どうも心配性のげんいちです
ここ数年モバイルバッテリーの発火が多いですね。自分もよく使うので心配で心配で。そこで今回は半固体リチウムイオン電池を紹介します。(今回もかなり長めです)
そもそも半固体とは?
種類
半固体電池ってよく聞きますが結局何なんでしょうか。
世の中にはいくつかの種類があります。
- リチウムイオン電池
- ナトリウムイオン電池
- リン酸鉄リチウム電池
そして半固体リチウムイオン電池です。

特徴
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| リチウムイオン電池 | 安価で製造でき携帯性がいい |
| ナトリウムイオン電池 | 寿命が長く対応温度が広い |
| リン酸鉄リチウムイオン電池 | 安全性が高く環境への負荷が低い |
| 半固体リチウムイオン電池 | 携帯性が高く安全性、寿命、対応温度がリチウムイオンより高い |
つまり半固体リチウムイオン電池はずば抜けていいわけではないが全体的に安全性が高まったということです。
デメリット
もちろんデメリットもあります
| 種類 | デメリット |
|---|---|
| リチウムイオン電池 | 安全性が低い |
| ナトリウムイオン電池 | 大きくて重い |
| リン酸鉄リチウムイオン電池 | 大きくて重く0度以下が弱い |
| 半固体リチウムイオン電池 | 値段が高く技術的に未熟 |
半固体は歴史が浅いので安くなったり安定しだすのは数年後ですかね。

半固体のカラクリ
一番気になっているのはここではないでしょうか。
https://www.buffalo.jp/topics/knowledge/detail/semi-solid-state-battery.html
そもそも電池というのはセパレーターという仕切りを正の極をもつ正極板と負の極をもつ負極板が挟んでいます。磁石でいうとS極とN極です。

彼らは均等が好きなので正極板は電子を与えようとし、負極板は電子をもらおうとします。
しかしこの2つの間には仕切りがあるので会うことはありません。仮に仕切りがなければショートしてしまうのです。
そこで皆さんがコードを挿すと回路ができ電子を渡す、もらうことができるので電気が通るというわけです。
じゃあ何が発火に繋がるのか
それは皆さんが落としたり過充電したり高温になったりすると間のセパレーターが破損し禁断の出会いが起きてしまうのです。

また何回も何回も使っていくとリチウムデンドライトというトゲが生まれます。リチウムの結晶です。これが使っていくうちに成長しセパレーターを破ってしまいます。もうわかりますよね。

そこで半固体の出番です
ただ出会いは起きてしまうので出会っても安全になるようにします。
内部でショートが起こると特殊な素材がその周囲に熱に強い保護膜を作ります。そうすることで全体への影響を防ぐわけです。有能ですね。
またリチウムデンドライトに関しては力技で、ジェル状の電解質で成長を抑えています。水の中よりゼリーの中のほうが抑止力はありそうですよね。
製品紹介
皆さん仕組みは理解いただけたでしょうか。
それでは今から本題に入ります(長いよ)
紹介するのはオウルテックさんから発売している準個体リチウムイオン電池(LPB10025MG)です。

本当はドンキで発売している情熱価格の半固体リチウムイオン電池が欲しかったのですが、売っていませんでした。店員に聞いたところ、似たような商品があるということで買いました。半固体電池コーナーがあって7月のセール品で4800円で買いました。定価は8000円台でした。
製品仕様
仕様はこんな感じです。

| 内蔵バッテリー | 10,000mAh |
|---|---|
| 定格出力 | USB Type-C:5V/3A、9V/3A、12V/2.5A、15V/2A、20V/1.5A ワイヤレス充電:5W/7.5W/10W/15W USB Type-C + ワイヤレス充電:25W(合計最大出力) |
| 使用回数 | 約2000回 |
| 使用温度 | 放電時:-20~60℃ 充電時:0~45℃ |
なんと最大PD30Wに対応しています。最近はPD60Wが普及していたりと遅いように見えますがないよりかはいいでしょう。個人的には30Wで十分です。
製品特徴
まだ上げてない特徴を紹介します
- 急速ワイヤレス充電可能
- バッテリー残量が1%ごとにわかる
- 2台同時充電&パススルー充電対応
- スタンドとしても使えるスマホリング
- 安心のPSE適合製品
急速ワイヤレス充電可能

製品仕様で気づいた人もいるとは思いますが最大15Wの急速充電が可能です。自分のスマホはPixel10aなので10Wが最大です。iPhone17eで15Wなので早めではないでしょうか。コードがいらないので地味に役立ちます。ただ個人的には熱くなるので使うのは緊急時ぐらいですかね。
(余談)コードリール式充電ケーブル
余談ですがこのバッテリーを持ち歩くときは大体これも持っていきます。


巻取り式のType-Cケーブルです。家から一番近いイトーヨーカドーで300円で売ってました。改装するらしく2階のほぼすべての商品が安くなっていました。PD60W対応で75cmあるので重宝しています。普段遣いは厳しいですが持ち運びにはもってこいです。

バッテリー残量が1%ずつわかる

個人的に地味に嬉しいポイントです。前は普通のリチウムイオン電池を使っていましたが4段階のライトのみ。どのぐらいかわからずとりあえず充電してました。ただこの商品は1%ずつ見れるので無駄に充電する必要がなくなりました。最近は多いですが安いと省略されがちなので重要です。
2台同時充電&パススルー充電対応
自分はあまり2台同時には充電しないのでいいのですが製品仕様にもあるように合わせて最大25Wになります。均等に分けても12.5W なのでちょっと遅くなりますね。だからやらないってのもあるのですが。同じ理由で充電器も2台以上使えるのも買っていません。一つ使うならいいですが結局複数台充電することはあると思うのでやめてます。それならイヤホンとかは5Wの充電器で充電します。
パススルー充電とはバッテリーを充電しつつ接続した物も充電できるシステムです。多くの製品が採用していますが、なければ困る機能なので、搭載されているのは嬉しいですね。(自分はほとんどしませんが)
スタンドとしても使えるスマホリング


これは大体スタンドとして使ってます。実際つけたら激重ですからリングに手を通したら痛くてしょうがないです。それなら普通に手で持ったほうが楽です。充電しながらもそうですがくっつけた後電源ボタンを押せば充電せずにただくっついているだけになるのでスマホの残量があっても安心です。よく野球を見るときに使います。
安心のPSE適合製品

逆についてないほうがレアですがないと大変です。PSEは電気用品安全法(電安法)で定められた安全基準や技術上の基準を満たすと認められます。表示がない場合は、販売できない対象製品である可能性があります。皆さん何でも製品を買うときはPESマーク等があるか確認してから買ってください。
感想
まず一番は安心感が違います。半固体になるだけで発火しないかなと考えなくなりました。
体感ですがいままで使ってきたのより軽い気がします。(前のも10,000mAh)。速度もきちんとあるので特に不満はありません。いままで使ってきたバッテリーは使わずにきちんと保管しておこうと思います。
まとめ
今回は半固体リチウムイオン電池を紹介しました。まだ出始めで種類も少なく技術的にもわからない所だらけですがあと数年もしたら主流になってくるのではと思います。そこまで性能を求めてないのであれば候補に入れてみてはいかがでしょうか。
- 安心感がすごい
- きちんと速度が出る
- ワイヤレスがある
- スタンドとしても使える
- まだ種類が少ない
- 価格が高め
評価
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商品情報
- メーカー
- Owltech
- 製品名
- LPB10025MG
- 購入価格
- ¥4,800



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