新品レビュー(長期使用)
今回は、アースソフトのPT3を搭載した録画PCを復活させたので、その様子を共有します。
アースソフトのPT3とは
PCに挿して、地デジ・BS・110度CSの放送波を受信できるPCI Expressチューナーボード
です。2012年発売で、すでに生産終了していますが、今でも録画マニアの間ではかなり有名な製品です。いまAmazonで買おうとすると5まんえんもするんですね。高杉!
スペックはこちら
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 接続方式 | PCI Express x1 |
| 地デジ | 2番組同時 |
| BS/CS | 2番組同時 |
| アンテナ端子 | 地デジx1、衛星x1 |
| 当初価格 | 13,200円(税抜き) |
このボード自体には録画機能は無いんですが、これのいいところは、自分で頑張って環境をセットアップすることで、エアチェックした番組を、私的利用の範囲で自分のPCやタブレットなどから視聴できる点ですね。
それで、以前このパーツを使って録画用PCを組んだのですが、引越しやらなんやらあって長い間放置していました。今回、一時帰国のタイミングでそのPCを整備しました。
録画PCの整備(ハードウェア編)
まずはお掃除ですね。(閲覧注意!)

CPUファンにたまった積年のホコリを、竹串をお箸のように使ってほじくり出し、残りをエアダスターで吹き飛ばしました。CPUグリスとかは塗りなおしてないww

次に、メモリを増設します。年代物なので、スペックはだいぶやばいですww。まあ、録画するだけならこれでもなんとかなるでしょう。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 元の機種 | EPSON Direct ENDEAVOR MR4400E (2013年発売) |
| CPU | Core i7-4770 3.4GHz (4コア 8スレッド) |
| メモリ | 4GB → 今回16GBにアップグレード |
| ストレージ | 256GB SSD (システム用)、2TB HDD (録画用) |
| OS | Windows7 → Windows 10にアップグレード (Windows11にはアップグレードできんかった) |
| PCIスロット | PCI Express x16: x1、PCI: x1、PCI Express x1: x1、PCI Express x4: x1 |
※Windows 10はすでに通常サポートが終了しています。セキュリティ的には褒められた運用ではないので、良い子はマネしないでね!
メモリはDDR3です。DDR3は昨今のメモリ高騰の影響を受けていなさそう。有名メーカー製ではなかったけど新品16GBで8000円と激安です。

お掃除して、メモリ交換した後の様子がこちら。きれいになりました。






録画PCの整備(ソフトウェア編)
ソフトウェアの構成は以下のようになっています。

| レイヤー | ソフト | 役割 |
|---|---|---|
| HWドライバ | PT3 Driver | WindowsからPT3を認識 |
| SDK | PT3 SDK | PT3制御ライブラリ |
| BonDriver | BonDriver_PT3-ST | PT3をTVアプリから操作 |
| チューナ共有 | Spinel | PT3を複数アプリで共有 |
| 録画 | EDCB | 録画・EPG取得 |
| 予約 | EpgTimer | 番組表・予約管理 |
| 視聴 | TVTest | PCでテレビ番組を見る |
| エンコード | HandBrake / FFmpeg | 生データ(Mpeg2-TS)をMP4に変換する |
録画できるようになるまで結構ハードル高いです。
ただし、最近はAIが強力にサポートしてくれます。スクショを張り付けながら1つずつ設定していって…



最後のエンコード部分はどんなツールでもいいんですが、ワイは生データ保存後の変換を自動化したくて、コマンドラインで起動できるHandBrakeを使っています。
今回、AIにお願いしてバッチファイルを書いてもらいました。便利だね!
D:\TS
のフォルダ(トップレベルのみ)においてある、すべての
*.ts
ファイルを対象に HandBrakeCLIでフルHD品質H.264でエンコードする。
HandBrakeCLIは
D:\Tool\HandBrakeCLI
においてある。
変換後の拡張子は、.mp4にして、WindowsやiOSで再生できるようにしたい。
エンコードしたファイルは
D:\mp4
に置く。
元のtsファイルは D:\TS\bak に退避する。
ログを
D:\Tool\HandBrakeCLI\log
に保存する。
元のtsファイル名に全角半角スペースが入っている場合、それをリネームする処理を最初に追加する。
現状、元のファイル名は
202608050835020102-デザインあneo つい[字].ts
のようになっているけど、mp4に変換後のファイル名は
デザインあneoつい[字]202608050835.mp4
のようにしてほしい。
つまり最初の YYYYMMDDHHMISSnnnn- をカットして、ファイルの最後、拡張子の前に YYYYMMDDHHMIを足してほしい。
無事、エンコードしたファイルを視聴することに成功しました。30分で600MBくらいのサイズになりました。

これを、自宅へのリモートアクセス環境と組み合わせてごにょごにょすれば…
単身赴任おじさんも日本のテレビを録画して見れる!
その他の注意点として、PCの内蔵時計は正確な状態を保持する必要があります。ENDEAVOR君は内蔵時計の精度がいまいちで結構ずれていました。
通常利用なら問題ないですが録画サーバでは数秒でもずれると結構致命的です。Windows7時代はOS標準の機能では録画PCに必要な精度で時刻を維持できなかったので、別途NTPサーバとの同期ツールを常駐させていました。Windows10はどうかわからないですがとりあえずOS標準の時刻同期機能で様子を見ようと思います。
まとめ
いにしえのPCにメモリを増設して、ソフトウェアをアップデートすることで、録画PCとして復活することができました。
ここまで長々と書いておいてなんなんですが、
地上波に見たいコンテンツがないかも!!
昔はよかった。たしかめちゃイケを見たくて録画PCを作ったんだけど、とっくの昔に終わっちゃったよ。おすすめの地上波の番組があったらコメント欄で教えてクレメンス!
ただ、エアチェックした番組を、私的利用の範囲で好みのデバイスから再生できるというのは大きなメリットだと思うんですよね。それも保存したいと思うコンテンツが地上波で流れるか次第なんだけれども!
課題
BSは今のところ録画できてないです。再編とかあったらしく設定が追い付いていない説があります。GameWatchによると初代ガンダムの映画がBS12で放送されるみたいなのでがんばって直そうかなあ。
まとめ
第4世代CoreのPCにメモリを増設して、ソフトウェアをアップデートすることで、録画PCとして復活することができた。
- 録画PCとしてはまだまだやれる!
- Windows11にはアップグレードできず
- BSは設定不備でいまのところ録画できてない
評価
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商品情報
- メーカー
- アースソフト
- 製品名
- PT3
- 購入価格
- ¥12,500



コメント (4件)