多色3Dプリンターでキーホルダーを作ろう!PETG糸引き問題が発生し地獄の状態に(´;ω;`)

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超高速カラー印刷ができる3Dプリンター「FLASHFORGE Creator 5 Pro」を手に入れたので、ここ最近、3Dプリンターがマイブームです。

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でも、初めて手に入れたカラー印刷ができる多色3Dプリンターのため、まだまだ使いこなせていない部分があります。

なので、今回は練習を兼ねて「吉田製作所キーホルダー」と「ガジェッターキーホルダー」を作ってみたのでまとめます。

↓購入した3Dプリンターはこちら

この記事はマルチカラー3Dプリンターでオリジナルキーホルダーは作れるのか?がテーマです。

透明フィラメントの課題

レビュー記事の中で「ガジェッターGキーホルダーの試作品」を作りましたが問題がありました。フィラメントの色です。

半透明PLAフィラメントを使用したのですが黒系のフィラメントの色が薄すぎて微妙でした。

この写真だと補正が入って、そこそこの色合いに見えますが、現物は明暗差が全く足りなくてGの赤文字・白装飾がはっきり見えません。

もちろん不透明の普通のフィラメントを使えばハッキリとした印刷ができますが、単色3Dプリンターでの経験上、不透明フィラメントはキーホルダーに向きません。

いかにも3Dプリンターで印刷しました感が強すぎるし、何よりも細かい部分の印刷の抜け(特に角)がものすごく目立ちます。

ノズルが0.4mmという太さの都合上、複雑で細かい部分を塗り切れません。

しかし、半透明にすると透け効果でこの粗がかなり目立たなくなるんですよね。なので透明フィラメントを使いたいです。

不透明よりも圧倒的に質感もいいというのもあります。

濃い半透明ブラックが入手できない問題

問題は黒系半透明フィラメントの入手性です。無色、赤、青、黄、緑、グレー、ピンクなど様々な色があるくせに、なぜか黒だけ全然売ってません。

一番普通の色なのになぜか黒だけない。

今回も探したんですが、PLAの透明黒はありませんでした。

濃いブラックの半透明フィラメントはQIDIのPETG(ペットボトルに似た素材)しか見つけられませんでした。ちなみにQIDIは私が愛用している単色3Dプリンターメーカーで、その純正消耗品です。

純正消耗品なので2800円もします。最近は2000円以下で買えるものが多いので少し高いですね。

本当はPLAが欲しかったです。PLAは吸湿をほぼしないのでそこら辺に放置しても大丈夫ですが、PETGはめちゃくちゃ吸湿します。常に乾燥させて使わないとすぐダメになるので、面倒くさいんですよね。

Amazonお得意のやつで届きました。見なかったことにしましょうw

←が今回買ったQIDIのやつ、→が前回使ったやつ。

濃い!!素晴らしい

FLASHFORGE Creator 5 Proのフィラメント交換は手動ですが、そこまで面倒くさくありません。

磁石でくっ付いているヘッドを外してレバーを強く握ります。カッターになっているのでフィラメントが切れます。

あとは、レバーを軽く握りながら(カッターで切れない程度の強さ)フィラメントを挿入する穴に突っ込んでヘッドのところまで送ります。

それで完了です。

あとはフィラメントの種類と色を設定すればOK。「ロード」ボタンを押すとヘッドを加熱して古いフィラメントを排出してくれるので、一応ロードを押したほうがいいかもしれません。

ちなみにパソコン側でこのボタンを押すと、3Dプリンタ側のフィラメント設定が自動でロードされます。

透明ブラックいい感じです!

試しに前回と同じGを印刷してみました。

全然色が違う。圧倒的な濃さ!!!

出来上がりがこちら。黒はいい感じ。でも、赤が微妙ですね。赤がワインレッドみたいな色で濃すぎます。

もう少し薄いほうがいい。

もう一つ問題がありました。

もったいなかったので旧PLAフィラメントと新PETGフィラメント(黒)を混在して印刷しました。くっ付きません。

ダメじゃんwww

しょうがないので、新品の赤透明と透明のPETGフィラメントも投入。

赤はなるべく薄そうな赤を買いました。

右側がPETG、左がPLAです。

ちなみにゲロ安です。

透明も同じく安い。

この謎フィラメントメーカー「CC3D」というメーカーは昔から安いですよね。

全てPETGで印刷

全てPETGで印刷したのがこちらです。

PLAとの混在ではくっ付きが甘かったですが、全てPETGにしたら完璧に融合。分離することはなくなりました。

こちらは一番上の層をアイロン処理したもの。成形完了後に一番上の層をノズルでなぞることで表面を滑らかにします。

表面がつるつるになって光沢感も出ますが、なんか余計なことしている感がでて微妙です。

こちらが余計なことをしていないほう。多少凸凹していますがこっちのほうが無難かな。

あと、内部の充填構造を変えているので、透けて見える模様も違うと思います。

縦に印刷するとどうなるのか?

次に立てて印刷してみました。

そしたら急に糸を引くようになって地獄のような状態に。

直前にファームウェアアップデートとスライサーのアップデートをしました。その影響で何かおかしくなったのか?

急にまともに印刷できなくなってしまいました。

ちなみにこれは単色プリンターのころにも経験があります。同様にPETGを使ったら糸を引きまくって制御不能に。またかっと思いました。

一般的にPETGは糸を引きやすいといわれています。湿気にも弱くて高湿度環境だと半日程度で湿気ってしまい糸を引き始めるそうです。
この日は愛知県が大雨でヤバいことになっていた日です。
湿度は相当高かったと思うので、、、、たった半日でフィラメントが死んでしまったのでしょうか?

ここまで糸を引いてしまうと、手では綺麗に取れません。

もちろんヒートガンで加熱して溶かせばある程度は綺麗になりますが、それでも限界があります。これはいくら何でも汚すぎます。

あと、もう一つ気になったのは、縦方向に印刷すると色の境目が汚くなります。

盛り上がったり凹んだりしていました。

これもPETGの特徴らしくて樹脂の粘度が低いため制御が難しいそうです。止めてもすぐには止まらず、出すぎちゃうらしいです。

ちなみにPLAだとここまで酷くなりません。

なので私はPETG否定派です。印刷が簡単なのに強度が高いとされるため、PETGはやたらオススメされる材料です。しかし、実際は湿気にも弱いし、印刷もムズイし、耐熱性もないです。
特に理由がないならPLAのがいいと思います。
強度や耐熱性が必要ならABSなどの他の材料を検討したほうがいいでしょう。

糸引き問題の解決

糸引きの原因として考えられるのは3つです

  • 湿気ってしまった
  • ファームウェアがバグっている
  • 温度が高すぎる

湿気対策については残念ながらすぐにはできません。

乾燥機が必要ですが私が持っている乾燥機は高温に対応していません。PETGの厄介なのは70度くらいで加熱しないと乾燥できないところです。

なので高級な乾燥機が必要

発注しましたが、まだ届いていないのでそれは今度試します。

温度が高すぎる

温度が高すぎる可能性を検討します。

ファームウェアアップデートによって制御が変わったため、温度がおかしくなった可能性が高いと推定しました。

初期設定で印刷したテスト印刷
初期設定で印刷したテスト印刷

現状はスライサーの初期値255度に設定されています。これで印刷するとこのように酷いことになります。

フィラメントの説明書には240-270度を推奨すると書いてあるので適正範囲内の設定ですし、一般的に考えてもおかしな設定ではありません。

思い切って推奨値以下の220度まで下げてみました。それが一番右。全く糸を引きません。カスレもなし。完璧です。

ちなみに、真ん中の温度はそのままで、フィラメントを引き戻す量を増やしたものですが一切効果なし。

なので、温度を下げる効果は抜群です。

ファームウェアアップデート前と同じような印刷クオリティーに戻りました。
やっぱりソフトがバグってるんじゃないか?
もしくは湿気の問題ですが、いくら何でも開封後たった半日でここまで悪化するとは思えないんですよね。1週間放置したならわかりますけど。

この設定で印刷しなおしたのがこちらです。アイロンなし。いい感じ。

吉田製作所ロゴキーホルダー

もう少し複雑な形状を印刷してみようと思って、吉田製作所ロゴを印刷してみました。背景が白いものと、黒いものの2パターンです。

これはアイロンあり。

白文字のほうが粗が目立たないかな?

黒は色のムラが目立ちますね。

あと、違う色を面一で印刷すると境目が少し汚らしくなりますね。

改良版として、文字部分を出っ張らせました。

アイロンなしに変更。

いい感じ。

やっぱり、飛び出させるか凹ませるか。同じ高さはやめたほうがよさそうです。


まとめ

ということで、謎の糸引き現象が発生するというよくわからない状況にはなりましたが、多色3Dプリンターで十分オリジナルキーホルダーの製造はできるということがわかりました。

ただし、できるは上面にロゴの場合のみです。

側面についてはまだ綺麗に印刷できる方法がわかっていません。

引き続き研究中です。

でもなかなか進まないんですよね。1回印刷するのに数時間かかるので。

もう1台3Dプリンターが欲しいです。できれば同じのが。違うのを買うと、また最初からやり直しですからね。

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コメント (5件)

みやび
みやび 1時間前
半透明赤・黒かっこいいですね(´◔ω◔ `)
材質違いで剥がれるやつ、いい感じに剥がれるなら、それはそれで好きかもしれません。(立体的になるので)
PET-G 一時期よく使っていましたが、吸湿による糸引きが結構曲者なんですよね
最初は綺麗にしていましたが、面倒でヒートガンやターボライターであぶって綺麗にしていました。
でも、結局は綺麗にならないんですよね
ノズル温度もそうですが、フィラメント状態により垂れ防止の引き戻し量、速度を調整する必要があり、PET-Gは投げました。
転生少女保護区の人
3Dプリンターグッツは独自の味がありますね
しゅーとろ
しゅーとろ 2時間前
3Dプリンター欲しいんですが、
何に使うかは思いつかないんですよねー
吉田製作所【管理人】
@しゅーとろ データ配布サイトhttps://makerworld.com/ja/とかいろいろ公開されてるので、それを印刷するだけでも楽しいよ
ハンバーグ
ハンバーグ 2時間前
スタンプ
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