新品レビュー(長期使用)

はじめに
(ง •ᴗ•)ว ⁾⁾ファーウェイでウェイウェイ
ここ最近まで(元)HuaweiのHonorから出た、Honor 200 Pro(EU版)をメイン機として2年ほどガッツリ使ったため、長期レビューをします。
なお、タイトルやサムネは吉田氏のHuawei P20 liteレビュー動画のサムネをパクリリスペクトしてみました。
HONORについて
初めにHonorというメーカーについてご紹介します。
Honorは日本でもスマートウォッチやイヤホン、昔はドコモやSIMフリーでスマホまで販売していたHuaweiと非常に関わりの深いスマホメーカーです。
2013年にHuaweiの若者向けサブブランドとして登場。コスパの良い機種を販売していましたが、2020年のトラ〇プ大統領による制裁の影響でHuaweiの元を離れ、現在はHuaweiとは無関係?の企業となりました。
Huaweiはトラ〇プ大統領のイジめにも負けず、OSもAndroidを捨て、中国純正のSoCを搭載することで西側に頼らないスマホメーカーへと復活しました。
それに対して、HonorはHuaweiから切り離されたため制裁とは無縁となり、
- GMSあり
- 5Gあり
- 大昔のEMUI似のAndroidOSベース
という、制裁前のHuaweiのような割と西側の人間でも使いやすいブランドとなっています。
しかし、現在Honorは日本では売られていないため、購入する場合はAliexpress等で買う必要があります。vivo等とは異なり、意外にもグローバル版が結構Aliexpressで流通しているため、日本で売っていないスマホが欲しい!でもGoogle Playすら最初から入っていない中国版は抵抗がある...という方にも非常におすすめなメーカーとなっています。
Honorがグローバル向けに展開しているスマホのシリーズは現在おおまかに3種類となっており、
- 全部盛りフラッグシップ&折り畳み系のHonor Magicシリーズ
- SoCもカメラも全方位でそこそこ良いHonor[数字]シリーズ
- エントリー向けのHonor X シリーズ
となっています。今回紹介するHonor 200 Proはこの[数字]シリーズのものになります。
なお、2026年7月現在の[数字]シリーズの最新世代はHonor 600 Proとなっており、200はグローバル基準では2世代前になります。(Honor 300、500シリーズは中国限定)
HONOR 200 Proのスペック
まず初めに、今回紹介するHonor 200 Proのスペックについてまとめます。
| 発売日 | 2024年5月 |
|---|---|
| ボディ | 163.3 x 75.2 x 8.2 mm、199g |
| ディスプレイ | 6.78インチ120Hz有機EL、1224×2700、ピーク輝度4000nits |
| OS | Android14ベースのMagic OS8、4回のOSアップデート対応 |
| SoC | Snapdragon 8s Gen3 |
| メモリ/ストレージ | 12GB/256GB、12GB/512GB(今回購入した構成)、16GB/512GB、16GB/1TB |
| カメラ | 広角カメラ:50MP、OV50H(1/1.3インチ)、27mm、f1.9、OIS 望遠カメラ:50MP、IMX856、68mm(2.5倍ズーム)、f2.4、OIS 超広角カメラ:12MP、16mm(0.6倍)、f2.2、インカメラ:50MP(広角)+2MP(深度センサー) |
| サウンド | ステレオスピーカー、イヤホンジャックなし |
| バッテリー | 5200mAh、100W有線充電、66W無線充電、無線給電対応、バイパス充電対応 |
| 色 | ムーンライトホワイト(今回購入した色)、ブラック、オーシャンシアン、ピンク |
| その他 | 光学式画面内指紋認証、インカメラ顔認証、USB2.0、ナノSIM×2 orナノSIM+eSIM、IP65防滴防塵、NFC |
| 価格 | 2024年当時アリエクでクーポン込み約6万円 |
開封、付属品、デザイン

付属品は本体、ケーブル、SIMピン、保証書等とかなりシンプルです。
中国版や他地域であればおそらくTPUケースや充電器が付属しますが、残念ながらEUはSDGS(笑)を頑張っているため、今回購入したEU版では付属しません。
なお、フィルムは最初から貼り付けられています。

今回は12GB/512GBのムーンライトホワイトを購入しました。
この色は模様つきの白色であり、角度によって特徴的な模様が浮かび上がるという、高級感ある背面になっています。
背面はガラスですが、フレームはテカテカのプラスチックであるため、側面に傷がつきやすいというのが弱点です。
6.78インチと幅75.2mmのサイズであるため、片手持ちだと上まで指が少し届きにくいかもしれませんが、そこまで厚くないのと、背面も端がラウンドしているため、持ち心地は悪くありません。重量もぎりぎり200g切りと頑張っています。
なお、カメラはかなり出っ張っているので、机に置いたときにカタカタしやすいです。しかし上位機種のMagicシリーズとは異なり、中央の円形カメラではないため、横持ちしたときにカメラに手が触れないところはメリットです。
SIMはマイクロSIMが二枚入り、eSIMにも対応しています。マイクロSDカードはやはり入りません。

画面は6.78インチの120Hz有機EL画面となっており、発色は良好です。ピーク輝度4000nitsということもあり、屋外でも視認性は問題ありません。
画面はクアッドカーブ画面であり、全方位の端が少しだけ湾曲しています。フィルムは多少貼りにくくなりますが、そこまでエッジがきつくないため、誤タップは気にしなくて大丈夫です。単純に戻るジェスチャーなどで触り心地が良いため、僕は肯定的に見ています。
指紋認証は光学式の画面内指紋認証であり、認証位置が下なのもあって工夫しないと押しにくいです。速度、精度はまあまあ良いです。なお、画面内指紋認証を行う際にインカメラの顔認証も同時に実行するらしく、仮に画面内指紋認証が失敗しても顔認証を通すことでロックを解除するため、結果的にロック解除ができないということにはほぼなりません。ここは非常に配慮が行き届いていますね。

画面上部にはインカメラが2つ(50MP広角+2MP深度)並んでおり、iPhone17より小さいものの、横長のパンチホールディスプレイとなっています。
もちろん最近流行りのDinamic Islandもどきにも対応しています。
余談ですが、Dinamic Islandの様なパンチホールをUIの一部として活用するアイデアは、すでにHonorが2018年発売のHonor V20でやっていたりします。iPhoneはなんだかんだパクリ

Antutu、実際の動作感、ゲーム、スピーカー
ここからは、ベンチマークや実際の動作感について触れていきます。
まずはAntutuから。Antutu V11の計測結果です。

Snapdragon 8s Gen3は日本だとAQUOS R9 Proが搭載しており、だいたい性能はSnapdragon 8+ Gen1より高く、Snapdragon 8 Gen2に少し劣る程度です。
この程度あれば、ブラウジング、SNS、Youtube程度の日常使いで困ることはありません。AndroidベースのMagic OSも非常にヌルヌル動作するため、快適に動きます。
しかし、重量級のゲームでは少し力不足を感じます。重量級ゲーム代表の原神では、最高画質60fpsはすぐに発熱し、30~40fps台になりやすいです。原神を継続して60fps維持するためには低画質に落とした方が良いでしょう。
原神でこの程度な為、最新のNTEやエンドフィールドではもっと厳しいと思われます。当時のSnapdragon8 Gen2やSnapdragon8s Gen3はゲームも最強で発熱も少ない名CPUでしたが、最近はアプリ側のインフレも厳しいため、今からこのスペックをゲームするつもりで買うのはおすすめできません。


OSは現在のところAndroid16ベースのMagic OS 10です。このMagic OS 10は元Huaweiということもあって、かなりEMUIの雰囲気を踏襲しており、iOSのようなアニメーション等のスムーズさと洗練された雰囲気があります。SamsungのOne UIのような無限大のカスタマイズ性がある、というほどではありませんが、必要なことはだいたいできる優れたUIだと思います。

コントロールセンターと通知欄はiOSのように分離しています。しかも昔ながらの一体化した状態には戻せないため、これは弱点かもしれません。(僕はいつの間にか慣れていました)

画面に表示された写真を長押しすると、そのまま他SNSやGeminiに共有できるMagic Portalという機能もあります。このようなちょいちょい気が利く機能もあり、昔のEMUIよりは多機能になっているイメージです。
ちなみに、僕の購入したEU版はもちろん最初からGoogle Playストアも入っており、クイックシェア、囲って検索、Google Payなどもすべて対応しています。この辺りは、グローバル版をそのまま日本で販売しているPOCOのようなスマホと変わらず、日本未発売スマホに挑戦したい人にもおすすめですね。
なお、日本で発売されていないスマホのため、もちろんおサイフケータイには対応していません。
スピーカーはステレオですが、上下で偏りはあります。音量はかなり大きいものの、低音はそこまで強いわけではないため、音質に定評のある上位のMagicシリーズレベルというわけではなさそうです。
カメラ性能

ここからはカメラ性能の検証です。
Honor 200 Proはトリプルカメラで、構成は以下の通りです。
- 広角カメラ:50MP、OV50H(1/1.3インチ)、27mm、f1.9、
- OIS 望遠カメラ:50MP、IMX856、68mm(2.5倍ズーム)、f2.4、OIS
- 超広角カメラ:12MP、16mm(0.6倍)、f2.2
特筆するべきは、実質6万円のスマホでは規格外である、メインカメラに上位のHonor Magic 6 Proと同じOV50Hを採用している点です。
メインカメラのセンサーサイズが1/1.3インチというのは、西側メーカースマホでは20万円クラスの最上位機種でやっと採用するレベルの超大型センサーであり、わずか6万円のミドルハイスマホで搭載するのがおかしいレベルです。
望遠も2.5倍の50MPでOISも搭載、超広角も12MPと、ミドルハイでありがちな光学2倍OISなし意味ない望遠や8MPうんこ超広角ではないという、お値段以上のぶっ壊れスペックになっています。

XiaomiとLeica、OPPOとHasselblad、vivoとZEISSの様に、最近は中華スマホメーカーが有名カメラメーカーとコラボすることが流行りですが、Honor 200シリーズはスタジオ・ハルコートというパリの写真スタジオとコラボし、ポートレートマスターを謳っています。
Honor 200 ProではXiaomiのLeica バイブラント/オーセンティックのように、色味を簡単に変えることができるフィルターが入っています。デフォルトは「生き生き」になっており、その他に「ナチュラル」、「本物」、kodakや富士フィルムの雰囲気を真似したフィルム風フィルターがあります。
僕は「本物」フィルターがやりすぎない程度にエモい写真を量産できると思ったため、「本物」フィルターを日常的に使っています。




これらのミドルハイ最強クラスのカメラを持ったHonor 200 Proの実際の作例を見ていきましょう。







望遠レンズの倍率はそこまで高くないため、本当に実用的な範囲は5倍まで、10倍は環境が良ければ使える、といった感じです。それ以降は塗り絵になりがちで実用性はあまりありません。

望遠レンズは最短撮影距離が30cm程度なので、めちゃくちゃ寄れるというわけではありません。一応クロップズームでテレマクロはできなくもないというくらいですね。
一応超広角がAF対応でマクロ撮影に対応していますが、影がかぶるためあまり使いたくはありません。

飯画像。まあまあおいしそうに撮れます。



超広角の画質自体はそこまで良くありませんが、「本物」フィルターとの相性はなかなか良く、雰囲気は抜群に良いと思います。
しかしセンサーサイズが小さくOISもないので、暗い環境では手振れしやすいです。




「本物」フィルターが決まったときのエモさは抜群です。特に青空が良く見える写真との相性が良いと感じました。真の画質というよりは、簡単に撮れて後から見返して良い思い出にできるような、スマホカメラとしての役を完璧に演じられる良フィルターであると思います。







夜景ですが、やはり上位機種譲りのメインカメラの破壊力はかなりのものです。しかし、それに比べると超広角と望遠は数段画質が落ちるため、やはりメインカメラを積極的に使いたいところです。
6万円で買えるスマホとしては最強なことに変わりなく、Gal〇xyのSシリーズ無印やiP〇oneの無印相手なら余裕で張り合えるレベルの実力はあるのではないでしょうか。
動画ですが、広角と望遠のみ4K60fpsまでレンズ切り替えも可、超広角は4Kか1080pの30fps限定でレンズ切り替えができます。
なぜか閾値を超えるとカクっと来る、一眼カメラみたいな変わった手振れ補正なので、iPhoneレベルの歩きながらでも滑らかな映像はあまり期待できません。
ちなみに、EU版なのでもちろんシャッター音は鳴りません。これは海外版を買うメリットでしょう。
バッテリー
Honor 200 Proは5200mAhのシリコンカーボンバッテリーを搭載しています。
最近は特に中華メーカーが7、8000mAh台のバッテリーを搭載することが多いですが、これは昔のバッテリー容量インフレ前なので普通くらいです。
使っている感想としては、普段使いで1日は問題なく持つが、はちゃめちゃに良くはないというくらいです。
尚、100W有線充電と66Wの無線充電(Honorの独自規格)に対応しています。独自規格でなくとも最大40~50Wの有線充電は使えるため、そこそこの速さで充電はできます。

総評
このスマホの素晴らしいところは、6万円、しかもグローバル仕様なのに
- そこそこの高性能
- OISなし2倍望遠や8MP超広角みたいな手抜きすらないミドルハイ最強クラスのカメラ
- 無線充電やeSIM対応など細かいところも抜かりなし
という、全方位でバランスがとれている最強のミドルハイスマホであるところです。
もちろん、USB2.0だったり、指紋認証が光学式だったりといった細かい欠点もありますが、これは最新のハイエンドですらそうだったりするので、過剰なくらいでしょう。
弱点らしき弱点は防水ではないくらいであり、これに関しては最新のHonor 600 Proは対応していたりするので、Honorの[数字]シリーズは低価格で安定して妥協しない素晴らしいスマホであると言えます。
まあ、最新のHonorはiP〇oneの完全なパクリなので、デザインが気に入らず僕は新しいHonorに乗り換えることをやめましたけど...

まとめ
全方位最強の最強(元)Huaweiスマホ。日本に来てくれ~
- 6万円、しかもグローバル版
- そこそこの高性能
- OISなし2倍望遠や8MP超広角みたいな手抜きすらないミドルハイ最強クラスのカメラ
- 無線充電やeSIM対応など細かいところも抜かりなし
- 防水対応じゃない
- 動画性能はまあまあ
- 最新の激重ゲームは厳しい
- 技適ナニソレオイシイノ
評価
商品情報
- メーカー
- Honor
- 製品名
- Honor 200 Pro
- 購入価格
- ¥60,000
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