レビュー(中華&無名メーカー品/購入2000円未満の製品)

みなさんこんばんは,お久しぶりです。最近面白いものがなかなかないんですよね,レビューもサボりがち。
今日はWPS Officeのお話です。中古PCや,HUAWEI製のPCを買うとついてくるアレです。実はWPS Office,Mac版もあります。
日本版WPS Office for Mac
WPS Office(旧称:Kingsoft Office)は,長い間Mac版はなかったようで。調べたところ2019年に登場しています。
しかし,そんなMac版も,2024年に販売終了,2025年にはサービスも終了しました。
現在では,WPS Cloudが提供されています。まぁ,Adobeと同じく,課金し続けるサブスクタイプ。私はサブスク嫌いなんですよね。月額480円でしたが,まぁ,どうですかね。MS Officeが月額2000円ちょっとなことを考えると,まぁ安いは安いかも。ちなみに無料アカウントもありますが,これはデスクトップアプリが使えない(=ブラウザ版のみ使用可能)なんていうタイプなので,オフラインで使いたい私としてはなしです。
WPS Officeの種類
ですが,ここで整理しなくてはいけないことがあります。Mac向けのWPS Officeって3種類あるんですよね。
1つは一番最初に紹介した日本版WPS Office for Mac。これはWPS株式会社(WPS Japan Inc.)が販売しているものです。これのMac版系列がサービス終了したわけです。 日本版のWPSはWPS Cloudに移行されましたが,他方で大元のWPS OfficeはまだMac版が公開されています。なんでなんですかね,まぁ謎ですが,せっかくなので,今回はこのうち中国版を入れて使ってみよう,というわけです。
| 発売元 | Mac版 | |
|---|---|---|
| 日本版 | WPS株式会社 (WPS Japan Inc.) | × |
| グローバル版 | WPS SOFTWARE PTE. LTD. (シンガポール法人) | ◯ |
| 中国版 | 金山軟件(金山弁公軟件) | ◯ |
これが日本版のページ,Windows版の販売のみです。
ページ内部には
グローバル版(wps.com)でのご購入は日本法人のサポート対象外となります。日本語サポートをご希望の場合は wps365.jp からご購入ください。
と書かれています。日本ではサポートが受けられないんですね。
ちなみに,会社所在地は「〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目12-38 CANAL GATE芝浦 2F」になっています。これ,後から重要なので念の為。
アプリストアにあるWPS Office
アプリストアで検索すると2種類出てきます。

はい,まずはWPS cloudのほうから。
これの「デベロッパWebサイト」を開くと,ここにリンクしていました。
これは説明どおりですね。このサポート終了の際の案内にあるページとも同じです。
これの会社を見ると,同様に「WPS株式会社」となっています,会社所在地は「〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目12-38 CANAL GATE芝浦 2F」です。日本版WPS Officeの会社ですね。
次にその他のアプリの部分を見ると,なんとWPS Officeグローバル版の案内があります。はい,つまりこれ,同じ会社が作っています。

ですが,こっちの「デベロッパWebサイト」を開くとここにリンクしていました。
日本語非対応で,かつよくわからないページ。ダウンロードする,に進むとグローバル版へリンクしました。
こっちの会社概要は「WPS SOFTWARE PTE. LTD. 6 RAFFLES QUAY #14-06. SINGAPORE(048580)」,シンガポール法人です。
つまるところ,日本のアプリストアでは,グローバル版とソフトウェア自体は共通なので,両方入手することができます,ですがWPS Officeの方のサポートは,日本法人は公式には展開しておらず,WPS cloudの方のみを日本法人が管轄している,なおかつ日本法人では無料版だとWPS cloudのアプリ版には使用に制限があり,サブスクを契約する必要がある,ということでしょう。詳しい方,間違いがあれば教えてください。
中国版を入手する
という整理を終えたところで,ここからが本題。せっかくなら本番のWPS Officeが使いたい,そういうことです。というのも,現所属の研究室では中国からの留学生が多く在籍しており,そのほとんどがMacユーザーですが,WPS Officeを使っていたのです。サ終の噂自体はしっていたので,なんでだろうなぁ,と思って入手しようとしたのがきっかけ。
ということで入手。中国版のApp Storeでは,WPS cloudの結果が消え,今度は中国版WPS Officeとグローバル版の両方が出てきます。今回は左ですね,中国版を使っていきます。

Office機能
中国版とはいえども,普通に日本語で使えます。まぁ,ところどころ日本語変ですけどね。気になるようなら英語のが良いかも。
WPS OfficeはMS Officeに対応する形で,Writer(Word互換),Presentation(PowerPoint互換),Spreadsheet(Excel互換)があります。他にもありますが,ここではOffice機能について。

ちなみに,一つ便利だった機能を。この「微信ファイルです」というところ。Macだと微信のファイルってたまに行方不明になるんですよね,これが一発で一覧で表示できるのは微信ユーザーにとっては便利でした。

①Writer
Wordの互換製品です。まぁ,Windows版のWPS Office同様,Wordに限りなく近いです。

ただ,注意点として,一般的なフォントがありません。例えば,下の画像。一般的なDF平成明朝系列がないのは仕方ないとして,MS明朝がないのは致命傷です。英文書或いは中国語での使用は全く問題なし。ソフトに日本語あるのにね,日本語フォントもう少し増やして欲しいです。

まぁ,ただ全体的に不満はないです。別に必要十分かなぁ,無料でこれだけ使えるのなら何も不満ないです。
②Presentation
PowerPointの互換です。これはPowerPointで作ったファイルを開いたもの。

個人的に,実は以前WPS Officeを使っていた時期があったのですが,その時にはPresentation内の画面切り替えの「変形」がありませんでした。これ,結構使うんですよね,それになんと対応しています。PowerPointで再生した時と大差ありませんでした,少し感動です。
ちなみにテンプレート集はこんな感じ,めっちゃかっこいい。MS Officeでは絶対みられないものですね。

またフォントについてはこんな感じ,ワードほどフォント問題ってパワーポイントではそんなに起こらない気がします。

③スプレッドシート
Excelの互換です。

エクセル職人さんは多分ダメですね。若干見え方が違います。私はエクセル職人ではないので,あまりズレとかは気にしないかも。エクセルで印刷物を作成したことがないです。
また,コーパスデータは研究の情報なので公開はできませんが,かなり重たいファイルでも難なくひらけました。
ちなみにちなみにマクロも組めます。日本版WPSって,昔はマクロありとなしで値段別でしたよね,これは標準で搭載されています。まぁ,私はマクロ触れないので使わないです。

これも特に不満はないかなぁ,といった感じ。そもそもExcelを最近使っていないのも原因かも。必要な統計はR studio君がやってくれます。困った時はQwenが教えてくれるので。
その他の機能
そのほかにも機能がついてます。順番に軽くみていきましょう
①スマートドキュメント

One Noteの互換っぽい機能です,WPS のオンラインストレージに保存されます,WPS AIとの連携機能でスマートに文書作成ができるそうですが...まぁ,私はノートは紙派閥なので使うことはなさそうかも。
②スマートスプレッドシート

次にスマートスプレッドシートです。これもオンライン上で使えるもの。まぁ,基本的にそんな高度なことはしないので私は使わないですね。
③Forms

formsの機能もありました。まぁ,私は卒論でも紙面での調査を採用しているので,基本的にフォームは使っていません。使うとしても问卷星くらいかなぁ。まぁ,必要な機能はあったので,使うときに検討しても良いかも。
個人的にお気に入りの機能
あとは残りの機能ですが,データベースとかはまずあまりに縁が無さすぎて評価できないので,他の詳しい方へ譲るとして,個人的に気に入ったマインドマップの機能を紹介します。
私はWindowsをメインで使っていた時,愛用していたのがFreeMind,ただこれかなり古いソフトで,Mチップ系統のMacで動かすと,高確率でフリーズします。なんとか動いても使いにくい,そんなこんなで,FreeMindのために,Windowsを使うときもあるくらいです。
その機能がWPS Officeにもあります。「マインドマップ」のところですね。
こんな感じで,割とFreeMindからの移行先としてはアリな感じ。今後数ヶ月実用してみて,ですね。

まとめ
ということで,中国版のWPS Officeを試しました。全体的に中国版なのもあり,日本語フォントの問題はありますが,まぁロマンと無料ということを考えれば全然アリですね。
特に,0から作るのではなくて,他の端末でMS Officeで作ったものを,再生するとか若干修正するくらいの用途なら全く問題ないです。デスクトップだけMS Office入れておいて,外に持ち出すパソコンはWPSにするとか。まぁ,使い道はありそうです。
今回紹介したものとは違い,日本語でのサポートが受けられる日本版のWPS Officeです。
Windows限定です!
評価
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商品情報
- メーカー
- 金山軟件
- 製品名
- WPS Office

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