レビュー
今日は、使用頻度低のガジェット供養企画第2弾、Razer Blade 16 2024の長期レビューをします。
Razerの日本サイトを見ると、2025以降のノートPCなぜか載ってない(USのサイトにはあります)ため、日本国内市場向けは終了していて、最終モデルかもしれません。

なぜこれを買ったのか
大人になると何につけても理由が必要ですよね。「欲しかったから買った」とかいう物欲全開の行動を繰り返していると、やべえ奴認定されいろいろな人たちが離れていく可能性もありますので、ここはちゃんと説明しようと思います。
ひとくちにPCといっても1種類ではありません。クルマがその目的によっていろいろな種類があるように、PCにも目的によっていくつかの種類を使い分ける必要があるのです(キリッ)

上の図をご確認ください。2025年の年初の時点では、ゲーム、AI用途を手持ちのPCではカバーできていません。本命はRTX5000シリーズの供給が落ち着くのを待ってeGPU追加、なのですが、当時いつごろ買えるような価格に落ち着くのかは見えませんでした。
一方で、ゲーミングノートにもロマンを感じていました。メーカーが社運をかけて高性能パーツを薄いボディに詰め込み、限界のチューニングでブン回す。そこにシビれる!憧れるゥ!ただ、ワイにはどうしても一般のゲーミングノートで気に入らない箇所があって、それはあのゴテゴテした外観と、英語キーボードを無理やり日本語にひねったキーボード。キーボードは具体的に言うと、Enterキーの周辺をぶち抜きにして、英語キーボードだと\とEnterを縦に並べて、日本語キーボードだと]とEnterに変えて横に並べているところ。コスト増になるのはわかるけど、キーボードは重要なインタフェースなのだから、ちゃんとVaioやThinkPad、Appleみたいに専用設計にしてほしい。あと、ゲーミングノートって大きくなりがちなんですけど、だからといってEnterの右側にキー追加したりテンキーを追加されているのが好きじゃない。間違って押しちゃうしそもそも必要ないと思う。

そんな感じで、ゲーミングノートの中でおそらく唯一口うるさいワイの好みを満たしていたのが、Razer blade 16だったんですよね。それで正直、ほかの人のレビューとかを見ていて「いいなあ」という思いはありました。でも買う予定はなかった。
だって70万円するわけですよ。破産します。しかし、2025年の2月くらいにAmazonやツクモで投げ売りされていたんですよ。ご存じだったでしょうか。というても46万円もしますが。。。24万円引き?!
死ぬほど悩んだ結果、ぽちってしまいました。破産寸前です!

使用感のレビュー
筐体、ビルドクオリティ
筐体は金属製です。RazerによるとCNC削り出しのアルミニウム製ユニボディとのこと。触るとひんやりとしていて高級感があります。おっさんは手脂による指紋のあとやテカリが気になるところですね。




ワイは普段はノートPC用の台の上にのせてかつ、マイクロファイバーをのせて丁重に取り扱っています。

見た目やサイズ感、重さは、MacBook Proの16インチの黒モデルに近いです。実はケースもMacBook Pro16インチのものがそのまま使えます。

画面
16インチの画面は、OLEDなので明るくてきれい、応答速度も0.2msと爆速です。解像度がWQHD(2560x1600)なのもいい。

後でベンチマークをとるとわかりますけど、こいつに積まれているGPUはRTX4090という名前はついていますがLaptop用です。NVIDIAはノートPCのGPUのグレードを1ランクずつ落としていて、CUDAコアとかの数はRTX4090 LaptopはデスクトップのRTX4080と同じです。かつ電力が約半分に制限されています。
ですので、正直4K解像度でゲーム動かそうとするとやや厳しいんですよね。WQHDの解像度はこのGPUの性能を考えるとベストマッチだと思います。がんばって16インチ4Kにしてしまったらフレームレート出なくなるわりに解像度細かすぎておっさんには視認できないですし。
画面は光沢仕上げですね。写真を撮るときにおっさんの顔が移ってしまうので苦戦しましたw
そして大事なところ。画面が1ドットも死んでない。
勝利しました!!
キーボード
キーボードはまずレイアウトがちゃんとしているのがよいです。ボディの金属は日本語のキーの形に合わせて切り抜かれており、これは日本市場向けに特別に作っていると思います。

キーのストロークは浅いですね。ぺちぺちとした感触ですが、ノートPCであればこの筐体を薄くするためこのくらいあれば十分でしょう。
あと、キーが光りながら色が変わるエフェクトも何気に好き。気に入っています。
タッチパット
とりあえずでかい。全面タッチできますが、下半分くらいからは物理的に押下できるようになっています。高級感があり押しやすい。ワイは普段はマウスを使っていますが、タッチパッドを使う必要があるときでもきちんと反応するし誤作動とかもない。
Webカメラ
Windows Helloに対応していますので、顔を登録すれば、顔認証でログインできるようになります。これは便利。プライバシーシャッターも内蔵、これもGood。
ただしwebカムの画質は終わってます。先日レビューしたロジのBRIO 4Kも画質はよくないと書きましたが、これはそれよりも下です。ここはもっとがんばってほしかったかも。高いんだし。
ACアダプタ
レンガのように大きいです。775gってどんだけー。本体だけで2.45kg、ACアダプタを含めると3kgを超えます。

この巨大なACアダプタも持ち運ぶ気を削ぐ要因です。CPUとGPUが電力バカ食いなので出力330Wも必要です。いちおう本体はPD給電にも対応しているらしいけど最大100Wまで。100Wの充電器ならANKERとかから小さいものが出ているけど、電力足りないので少々稼働時間が延びるだけで電欠になると思います。
性能とかベンチの結果とか
FF15ベンチの結果はこちら

そして、これが実行直後のセンサーの値など

このPC、バランス、静穏、ターボと3つのモードがあるのですが、購入時の設定はターボでした。そしたターボだとCPU、GPUの設定ともにかなり攻めた設定になっています。CPUはノートパソコンなのに24コア32スレッドという頭のおかしい(誉め言葉)仕様で、これをPL1 120W、PL2 160W、GPUは最大175Wの設定でまじでそこまで回してる。CPUは上限100℃までいってますね。どんだけー。
ちなみにメモリはSamsung、SSDはMicron製のようですね。
他のワイのPCの構成と比較するとこう。
| 機材 | 画質 | 解像度 | スコア |
|---|---|---|---|
| Razer Blade 16 (i9-14900HX/RTX4090/ターボモード) | 標準品質 | 1920x1080フルスクリーン | 16963 |
| Razer Blade 16 (i9-14900HX/RTX4090/ターボモード) | 標準品質 | 3840x2160フルスクリーン | 10008 |
| 新自作PC 9850x3d / RTX5090 | 標準品質 | 1920x1080フルスクリーン | 23578 |
| 新自作PC 9850x3d / RTX5090 | 標準品質 | 3840x2160フルスクリーン | 22506 |
ゲーミングノートとしては速いほうだと思いますし、設定もかなり攻めた内容になっていますが、それでもデスクトップと比べてしまうと全然敵いません。実際のゲーム性能も、おおむねデスクトップRTX4070 Ti前後と言われています。
音はうるさいの?
はい、音はします。通常時やYouTubeを見るくらいでは静かなものですが、ゲームをやると明確に「キーン」と高速でファンが回る音がします。ただ、個人的には我慢できないほどではないです。ゲームに集中していたら気にならない。
持ち運ぶことはできなかった
でこれノートPCだけど、実際に持ち運んで使っているのか?というとNoです。
ワイは、スマホとかPCを丁寧に扱うほうでして、この美しいアルミの筐体に傷をつけてしまったら発狂してしまうため、家から持ち出すことはほぼできていません。
それならデスクトップと同じじゃん!と思いますよね。ほんそれ。
ただ2回ほど、ノートPCでよかったと思うことがありました。
ケース1
PC使ってる途中にアパートが停電になり、ネットワーク含め全て電源が喪失したけど、Razer Blade16だけバッテリー内蔵だったので作業内容が失われなかった。
ケース2
アパートで火災報知機が鳴り、いきなり家の外に出なければいけなくなった。とりあえずパスポートと財布をコロコロに詰めて部屋を離れるんだけど、そのとき俺の最強のデスクトップPCは持ち出せない!ということでRazer Blade16をケースに詰めて逃げた。
でもまあそれくらいですね。
夏に日本に一時帰国するときに持ち運ぶか悩んでいます。あの巨大なレンガを持ち運んだとして、少なくとも機内では330Wの電力供給してくれないでしょうし、そしたら使えるの12時間中1時間だけだよ。自宅に帰ったらいろいろ忙しいしゲームするかなあ。
仕様
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | Razer Blade 16 (2024) |
| CPU | Intel Core i9-14900HX(24コア / 32スレッド) |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPU(最大175W TGP) |
| メモリ | 32GB DDR5-5600(Samsung製) |
| SSD | 2TB PCIe Gen4 NVMe SSD(Micron製) |
| ディスプレイ | 16インチ OLED |
| 解像度 | 2560×1600(WQXGA / 16:10) |
| リフレッシュレート | 240Hz |
| 応答速度 | 0.2ms(メーカー公称) |
| 色域 | DCI-P3 100% |
| キーボード | 日本語配列・RGBバックライト(Razer Chroma) |
| Webカメラ | 1080p、Windows Hello対応、プライバシーシャッター付き |
| 無線 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| SDカード | UHS-II SDカードリーダー |
| Thunderbolt | Thunderbolt 4 ×1 |
| USB | USB-A ×3、USB-C ×1(Thunderbolt 4とは別) |
| バッテリー | 95.2Wh |
| ACアダプター | 330W |
| 本体サイズ | 約355 × 244 × 21.9 mm |
| 重量 | 約2.45kg |
| 筐体 | CNC削り出しアルミニウム製ユニボディ |
まとめ
美しい筐体にi9-14900HXとRTX4090をブチこみチップの限界の電力でまわすロマンPC。高かったけどそれに見合うだけの完成度はあった。問題は持ち主の心。傷つけたら発狂してしまうので気軽に外に持ち出せない。
- 美しいビルドクオリティの筐体
- 美しくて速い16インチOLEDの画面
- ノートPCの割にゲーム性能は高い
- 我慢できる程度のゲーム時の動作音
- 持ち主の心が弱くて気軽に持ち運べない
- レンガのように大きいACアダプタ
- webカムの画質は終わってる
評価
商品情報
- メーカー
- Razer
- 製品名
- Blade 16 2024 (i9-14900HX/RTX4090Laptop/32GB Ram/2TB SSD)
- 購入価格
- ¥469,800
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