活用術/使い方/マニュアル/ソフト

みなさまこんばんは、うはるんです。
さて、今日も今日とて、シャープスマホ「AQUOS」のお話です。
なんだか私、AQUOSの熱烈なファンみたいになっちゃってますね。まあある意味間違ってもいないのですが、ただ単に、初めて「まともに」使えたスマートフォンがAQUOSPHONEだったっていうだけのただの一スマホユーザーに過ぎません。信者とかじゃないです。
ディスプレイのフチが狭すぎるスマホ

今日は話のネタにこんなものをご用意しました。
SHARPが2014年に、ソフトバンク向けに発売したAQUOS CRYSTAL X
…を、1年後の2015年にワイモバイル向けとして発売しなおした、AQUOS CRYSTAL Y 402SHというモデルになります。
性能としては、SoCにQualcomm Snapdragon 801とかいう懐かしのモデルを搭載し、
メモリ2GB、ストレージ16GBという今となっては笑っちゃうような低容量です。
OSはAndroid 4.4.4(KitKat)で、当時のソフトバンク系列はOSアップデートを提供せず放置する傾向にあったので本機も例に漏れず、一生KitKatのままでした。
そんなスペックの話はさておき、
本機種の最大の特徴は、今見ても衝撃的な、下部以外のディスプレイのフレームを限界まで削ぎ落したデザインでしょう。
まるで画面だけを手にしているかのような感覚です。
画面占有率は84.4%とのことで、これはこの当時のスマートフォンとしては驚異的な数値です。
今でこそ、フルディスプレイのスマートフォンが一般的となりましたが、SHARPは2014年の時点で、スマートフォンの画面占有率を極限まで高めることを目指していたことがうかがえます。
9年前まで、実際に使ってました(笑)
そう、小見出しの通り。
私は2015年から2017年にかけて、このAQUOS CRYSTAL Yをメイン機として使っていました。
今思うと笑っちゃうようなスペックですが、それでも当時は、ストレージの足りなさ以外は特に不便を感じることなく使えていました。
このスマホを弄っていると、なんだか懐かしい気分に浸れます。それは、あとからコレクター魂で手に入れたシロモノではなく、私がこの時代に使用していた思い出の品だからこそですね。
当時も使わなかった謎のプリインアプリを発見

そんなAQUOS CRYSTAL Yをいじりながら、
この中の写真、なんとかして取り出せないかな~と考えながらプリインアプリを漁っていたところ、
「Swipe Pair」なるアプリを発見。「Pair」という単語から、他のデバイスとペアリングするアプリかと思って調べたらまさにその通り。
…それも、あまりにも目の付け所がシャープすぎる内容でした。
三辺狭額縁のシャープ機と画像を共有できるアプリ

実はこの頃のシャープ AQUOSは、AQUOS CRYSTALだけでなく他の一般的な機種でも、
下部以外のディスプレイのフチを狭くした「三辺狭額縁(EDGEST)」というデザインを採用していました。AQUOS CRYSTALの系統はそれを極めに極めた特別モデルって感じ。
写真は以前の記事にも紹介した、AQUOS SERIE SHV32というモデルです。2022年頃に中古で入手しました。
で、画面のフチが狭くなったことで…
開発者は、それを並べて一枚の大画面に見立ててみたくなったのでしょうか。それを実現させるアプリを当時の機種にプリインストールさせた。それが、Swipe Pairというアプリのようです。
ちなみに、当時はこんな展示まで行われていたようです(笑)
流石は液晶のシャープというか、意地を感じます。
今回のアプリはさすがにそんなことは出来ず、ただ画像を表示させるだけなのですが、
せっかく手元に三辺狭額縁のモデルが2台ありますので!試してみましょう。
アプリ起動~ペアリング

両端末で「Swipe Pair」を起動すると、相手の端末を探し始めます。
ペアリングが完了すると写真のような表示となり、そこからこの2台は「一つの大きなタッチパネル」として呼吸を合わせ始めます。
手始めに、両端末をまたぐように画面をスワイプ。
こうすると、写真を共有できる状態になります。

そしたら、共有したい写真を選んで長押ししてドラッグ、そして相手の端末のほうまでそのまま持っていき、相手の端末のタッチパネルでドロップ。

モザイクのせいでわかりづらくて申し訳ありませんが、CRYSTALのほうから持ってきた端末をフレームをまたいで、SHV32のほうまで連れてくることが出来ました。
そのままSHV32側で指を離すと…?

はい、この通り!
まるで、フチの狭い2台のディスプレイを、大きな一枚のディスプレイに見立てて全画面表示されています。
いや~…
謎機能ですwwww
果たしてこれを、当時有効活用していた人はいたんですかね?
前提として両端末がシャープの三辺狭額縁のモデルじゃないとインストールすら出来ない仕様。
使えるシーンが限られまくりますし、そもそも2台のディスプレイをまたいで画面を表示させたいと思う人がどれだけいるでしょうかw
まあ、開発者のお遊び的な要素なのかもしれませんね。
横長の画像はなかなかの迫力

というか大半の画像は横長だと思うのですが(笑)
野外で撮影したような写真だと意外と迫力を感じられます。
これはAQUOS CRYSTAL Yの貧弱なカメラで撮った写真なので画質最悪ですが、もっとちゃんとしたきれいな画像を表示すれば、結構いい感じに鑑賞できるような気がします。
しかも、CRYSTAL YとSHV32とで画面サイズが異なるのに、表示サイズが完全にシンクロしてきれいに繋がるようになってるんです。無駄に高機能で、作りこみの高さがうかがえます。
シャープの中の人の、「せっかくフチが狭いスマホを作ったんだから、それを活用してデカく画像を表示できるようにしよう!」っていう愛すべきお遊び精神、普通に嫌いじゃないですw
実用的な一面も

この「Swipe Pair」で両端末間で共有された画像は、
共有した「相手側」の端末にも保存されます。つまり、めちゃくちゃ回りくどい無線共有のようなものとして使えます。
Quick ShareやAirDropのような感じで使えるということ。
Quick Share(旧ニアバイシェア)はAndroid 6.0以降の対応なので、4.4.4のCRYSTAL Yでは使えません。
でも、この「Swipe Pair」で一度Android 7.0のSHV32に転送しておくことで…?
ハイ、以前紹介したこの記事と同じ流れになります(笑)

Quick Shareで、現行デバイスへの転送が実現!!!
いや~、SHV32が便利すぎますね(笑)
赤外線通信機能を持ち、三辺狭額縁デザインであることでSwipe Pairも使え、Android 7.0に対応していることでQuick Shareも使え…
今後もいろいろと、古いデバイスから現行デバイスへ無線でデータを持ってくるための中継地点として役立ってくれそうです。
AQUOS CRYSTAL Yから取り出した写真

はいこの通り、R9からGoogleフォトにアップロードしたことで、Windows PCからガジェッターにも投稿できました。
手持ちのガジェットをいろいろ飼いならせて、なかなか楽しいお遊びの時間を過ごせました。
そう、これはあくまでお遊びですからね。普通はこんな回りくどいやり方で写真を取り出したりしません。USBで繋いで取り出しましょうね。
まとめ
謎機能なのにクオリティが高い!そして、無駄に感動するw
該当端末を2台お持ちの方は、試してみる価値あり。意外と楽しめます。
- 完成度が高い
- 2つのディスプレイにまたがって表示されるとちょっと感動する
- OSバージョンが古い端末との無線共有手段にもなる
- SHV32にはプリインストールされていないようで、わざわざGoogleアカウントにログインしてネットに繋いでストアから落とした(古い端末のためセキュリティリスクあり)
商品情報
- メーカー
- SHARP
- 製品名
- AQUOS CRYSTAL Y 402SH / AQUOS SERIE SHV32
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